新緑の中を

大変ありがたい事に
お仕事は順調であり、
これで体調さえ良ければ
申し分ないのにと思う
ばかりである。でも
今日も頑張ろう。


先日、訪問したらそこに遺体が在ったというケースについての
日記を書いたが、今朝も定期訪問したい旨の電話を入れても
出ない独居高齢者宅にまたもやの予感を抱きつつ急遽訪問した
のであった。場合によってはレスキュー派遣もあれだこれだと
自分の中で段取りを考えつつ自転車漕いで向かったのであった。
果たして僕が目にしたのは(鍵を開けていてくれてよかった)
転倒して・・・衣類を掛けておくキャスターつきの、あれなんて
名前なのかな。いずれにせよそいつを押し倒して床に転がって
いる老人の姿であった。声を掛けると「たすけてぇ・・・」
おお生きてる。


取り敢えず引き起こしてベッドまで運ぶ。一連の
介助動作はまるで介護職に戻ったみたいにまあまあな
感じだったかなと。緊急時にケアプランに明記していない
ヘルパー訪問がケアマネの判断で可能となるのでヘルパー
事業所に連絡して急ぎヘルパーさんに来て貰った。同時に
主治医にも連絡。このまま入院の手配をして下さった。
あとは救急車を呼び、その方が失禁していたので
ヘルパーさんに片付けをして貰った。
搬送先の病院はどうにか自転車で行ける所だったので
病院の地域医療連携室の相談員への情報提供と
その方の容態聞き取りも兼ねて夕刻行って来た。とある
症状が出ていたが、オペで治癒するだろうとの事。良かった。
在宅復帰も出来るのだろうか。退院の目処が立った頃に
カンファレンスが開かれるだろうから参加しようと思う。
取り敢えず、ご遺体と相対する羽目にならずには済んだ。
独居で身寄りのない高齢者の支援には何かとケアマネが
駆り出される傾向にあるが、ケアマネが何でもかんでも
立ち回れる訳ではない。そこは医療側にも理解を促さねば。
本人の代わりに医療行為への判断介入は絶対に出来ないのだ。
知らない医療職の多い事。


一応ほっとした。ほっとすると眠くなった。本日はもう
ずっと眠かった。とっとと寝ます。明日もいい日に
してみせますよ。ではまたね。