続・ガラガラな男

運河にて

昨日に続いて僕の声は
ガラガラである。ああ
ひでえもんだぜ。


まだまだ日中は暑い
けど、僕はマスクを
かけている。5つは
下がっていたのでは
ないかと思われた僕の
声のキーは、かろうじて
4つ位下がっている程度には回復している(と勝手に思っている)が、
まだまだガラガラ声でちいとしんどい。人と話すと「あら、風邪
ですか?」と問われるし(そりゃそうか)、先輩からは「おや!ええ声に
なったやないの!」とお褒めの言葉(?)を戴くしでどうにもいけない。
と、思っていたのだが・・・


僕の声はやや高め(バリトンであるらしい)なのであるが、キーが
下がってガラガラ声になった事で妙にドスの効いた声になっている。
暫く発声していると「どうにもいけない」と思っていたのが、しかし
「面白い、もうずっとこの声でいいや」と思えるようになってきた。
話し声も歌う声も歳の割りに青臭い嫌な声だとずっと思っていたので
低くてドスの効いた声に何となく憧れていたのだ。


90年代の遅れてきたフォーク青年だった(!)僕はこのアルバムが好きで
よく聴いていた。


よしだたくろう 青春の詩(紙ジャケット仕様)

よしだたくろう 青春の詩(紙ジャケット仕様)


「こうき心」と云う歌が特に好きで今でもギターで歌える。
当時の若き拓郎さんと同じ様な声で。結構モノマネしたものだ。
この声はこの声で大好きなのだけれど、やはり若者の声だろう。
拓郎さんも歳月を経て太く重い声に変わっていった。


同時期に少し聞いていたSION。この人の声も好きだなあ。ガラガラ男に
なってしまった今の僕は、驚く程この人の声だ。知っている方がいたら、
如何に僕がひどい声になっているかが解って頂けるかもしれない。


俺の声/SION

俺の声/SION


こんな声素敵だな。でも相談援助業務、つまり人とありゃこりゃ話す事の
多い仕事を僕はしている訳であり、何時までもこの素敵なガラガラ声で
いる訳にはいかないか。のどぬーるスプレーを買って来ました。
そのうち元に戻るんだろうね。単なる喉風邪だし。


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。