紀ノ川・15年前


和歌山県の紀ノ川。


今から丁度15年前の
写真だ。折角だから
昨夜の日記に載せれば
良かったが、昨夜は書く
気になれずで今夜、
少しだけ。



当時の愛車YAMAHAのセローだ。新車で購入して1年程経った
頃だろうか。懐かしい。


この日は日曜日だったのだろうか? それとも時期的に大学の期末試験後、
試験休みの次期だったのかもしれない。真冬、日帰りにての旅行客。
長旅では出来るだけ日記を付けていた妙に筆まめ(?)な僕も、流石に
日帰りでは書いておらず、記憶と、4枚しか無い写真に頼ってみるか。
昭文社ツーリングマップルを肴に一杯やりながら、少しだけ書いてみる。


自宅のある大阪市南部から、南下、堺市大阪狭山市を抜けて河内長野市へ。
紀伊山地を越えるR371紀見峠を抜けて、和歌山県橋本市へ・・・
だったなかあ? このルートは当時の僕のお気に入りであり、和歌山
方面へは主にこのルートを利用していた筈だから、恐らくこの時もそう
だった、としておこう。


因みに、直線距離で10km程西を走っているR480父鬼街道も良いぞ。
大阪市内からわずか1時間ですっかりローカル色満点な雰囲気だ。
県境の鍋谷峠へと至る道は薄暗くて狭い道だけど、こちらの方が
峠越えの愉しみはより深いぞ(だったと思う、実際どうだったかなぁ)。


橋本市からはR24へ。紀ノ川沿いに西走。海を目指して和歌山市方面へ。
那賀郡打田町に至って貴志川町海南市に抜けるR424にスイッチ。
海南市の海を見て帰ろうかと思ったのだが、気紛れで山中へと折れる
R370に更に進路変更(多分気紛れだったのだろう。進路変更があまりにも
唐突過ぎる、気がする)。


海から外れると、紀伊半島はすぐに山深くなる。山から山。どこまでも深い。
これが紀伊半島の最大の魅力だ。


貴志川に沿うR370。狭くて、長くて、ひたすら続いていた道だった様な
気がする。そうだ、途中、突然海草郡美里町の町役場前に出て面食らった
記憶が有るぞ。ここの町長はそういえば最近裏金問題か何かで騒がれたん
だっけか。ああ、今はもうこの辺りは合併で市になってたっけか。でも
調べるの面倒臭いからここいらでやめとくけど。だんだん眠くなって
来たしよう・・・でももう少しだけ書いちゃうぞ。


長くて、ひたすら続いていたルートは高野山へと至る。


いきなり焦ったよ、雪積もってたんだもん。まあ時期的に積もってても
何んらおかしかないのだが・・・



JA前でセローがスリップしそうになる(腕ねえなぁ)。怖いのでバイクを
降りて押す。たまたま出て来たJAの職員さんが後ろから押すのを手伝って
下さった憶え有り。


R370にて高野山を下る。下り道の路面凍結にどんだけ冷や汗かいたか・・・


下ると、これがまた橋本市に戻って来ちゃうんだなあ。高野山に行くのだったら
橋本市から一気に登っちゃえば良いのにねぇ。あの頃は、兎に角ひたすら
走りたかったんだな。廻り道しようがどうしようが、走れればそれで良かった。
いい時代だったわまったくよう。元気一杯だったし。大阪から青森まで
30時間以内で一気走りした事もあったんだっけ。それはこの年の夏だったんだ。
その時の事も書いてみたいな、そのうちに。


TOPの写真は、高野山から下りた九度山町あたりの何処かで撮ったもの
だと思う。夕暮れが迫る時間帯、雪道を無事に通過した安堵感なんか
あったのかもしれない。走っていれば、それだけで仕合わせだった。
かつてそんな僕が居たのだった。でも、まだ過去形にはしたくないな、
正直な話・・・どうしてこうなっちゃん

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本日のBGM! ビートルズのジミヘンによるカヴァーだな。カッコイイ!!
この曲本来のアブナイ意味じゃなくて、単純に日帰りトリップしちゃいたい。
どうにかして気分を変えなきゃね。ちいっと閉塞気味だ。今に始まった事
では無いが。



おお、書き始めて僅か1時間チョイ! 平日でもやれば出来るじゃないか。
酔っ払って酩酊しつつ、うたた寝っつう何時ものパターンと今日は違うぜ。


でもそろそろ酩酊しそうなのであるからして、もう寝ます。
明日も抱えた問題とまっ正面から向き合おうかと。


明日もいい日にしてみせますよ。おやすみなさいませ。