BAJAを乗りこなせれば

1996年・信州

1996年5月。
信州のどこかの山奥。
どこだったかなあ?


当時の愛車、HONDAの
BAJA(バハ)。


テントはダンロップ
どこでも、野宿した。
残雪が見られますな。




懐かしいなあ、このバイク。'94式、XLRシリーズの最終モデル。
バッテリーは省かれており、エンジン始動はキックペダルのみで。
エンストすると、全ての灯火類が消灯してしまう。日没後の
山道などでは、結構ヒヤリとさせられたりも。でも、その
シンプルな所が気に入っていた。


何故なのか、これを乗りこなせるようになれたら、バイク乗りとして
そこそこいけるのではないか?と勝手に思っていたふしがあった。
1993年当時、僕が乗っていたYAMAHAのセローは、1985年のデヴュー以来
常に名車の誉れ高く、21世紀に至ったいま現在も、モデルチェンジを
繰り返しつつ、YAMAHAのラインナップを外れる事無く、元気に生き
延びている。んがしかし、僕がこのバイクを購入した当時、一部から
「セローなんてシロートか女の子が乗るバイクじゃねえか」などという
云われ無き誹謗中傷がごく一部から起こっていたのであった。
確かにセローはオフロードバイクとしてはかなり小柄で、取り回しも良く、
実際当時の僕のような初心者や、体力の無い女性がオーナーとなる事が
ままあり、反論出来かねる部分も多々あったのであるが・・・しかしその
一方で、バイクを知り尽くしたベテランライダー達から、極めて高い評価を
受けていたという事実もあり、そういう意味ではやはり胸を張って乗ってよい
モデルであったのだなあと。でも、やはり当時は気にはしていた、正直な所。


そこ行くと、XLR系は、何となく「腕に覚えあり」な方々が選んで乗って
旅しているような勝手なイメージがあった。
最近、1993年の羅臼岳の写真と、当時の日記の写真をここに載せたが、
その当時羅臼のキャンプ場で出会った、BAJAに乗っていたライダーに
「こいつはいいよ」と勧められたのであった。実際、その頃の
北海道を旅するライダーには、XLR系を旅のお供と選んだ方々が
実に数多く見受けられたのだ。それ程、当時の旅人達には
信頼を受けていたシリーズであった。


セローを手放し、このBAJAを手に入れた。シート高も割りとあり、
立ちゴケも数知れず。しかし気合いでどうにか乗りこなした。
一発でキックスタートが決まれば、スカッとした気分になれた。
始動にはクセがあり、かかりづらいとの事であったが、そのクセを
直感で掴めたのが嬉しかった。かけ損じは、自慢ではないが、
ほとんど無かった。こいつで林道日本一周をしてみようと
思っていた。


とこーろが、当時最新式であったバイクに浮気して、
実にあっさりと手放してしまったのだぜ。浮気相手と
日本を駈けずり廻ってしまったのだぜ。


そいつがSUZUKIのジェベル。現在の愛車。現金なもので、
今はこれがベストだと。つか、よくポンと買い換えられる
お金があったな!いやいや、当時は今より何故かお金が
あったもんで・・・おかしい・・・

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うわ、もう駄目。眠い。無駄に書き過ぎ。
思いつきで書き始めたけど、もう駄目ですぜ。
ところで、どうしていきなりバイクの話なの?
いや、だから思いつきで。昨日のお話とはえらい違いだ・・・


何故ここまでお話がポンポン飛ぶのでしょうかいな?
脈略の無いのにも程があらぁな!!


バイクに興味が無い方にゃあ、およーそどうでもいいお話でしたね・・・
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。書き逃げ書き捨て御免!!