ゴーヤ炒め

今週も始まりました。


心身共に少なからず
疲弊が見られる昨今。
特に今年の夏は暑さ
だけでなく色々と
困った事が山積して
更に疲れた。


そんなこれまでになく疲れてしまった今年の夏、しょっちゅう食べて
いたものがあった。ゴーヤ炒めである。20代の頃、日本一周の旅で
沖縄に渡った際にちいさな食堂で初めて口にして以来、僕の好物となった。
沖縄でしか食べられないと思っていたゴーヤだが、近年はあちらでも
こちらでも生産されており、熊本産だとか和歌山産だとかのゴーヤが
地元のスーパーでも安く手に入る。


沖縄の食堂で初めて食べたゴーヤ炒め(ゴーヤチャンプルーか)は
その時長旅の疲れから少々体調を崩していた僕だったが、食べて暫く
経って「お、何となく体調が回復して来たぞ、こりゃゴーヤの
お陰かな?」などと(たまたまなのかもしれないが)思った事が
きっかけでその後僕にとっての最高の栄養フードになっていたので
あった。


旅を終えて無事帰宅した後、僕はゴーヤチャンプルーを自分で
作ってみたくなった。ゴーヤが手に入ったのでレシピを適当に
調べて、しかし自分なりにアレンジして作ってみた。ゴーヤは
軽く塩で揉んでその後水洗い。その他の具はよく水切りした
木綿豆腐と豚肉。スパム缶は現在では大阪でも容易に手に入るが
90年代末の頃はまだ今よりは手に入れにかった様に思うがどうだろうか。
味付けは3倍濃縮のめんつゆ。軽く塩コショウ。少々の味醂



近年は母が厚揚げを入れる事を提案し、調理を任せている。
仕上げにかつおぶしをかけている。味付けは僕が考えたものを
そのまま使っているようだ。美味しいな。ゴーヤの苦味は好き嫌いが
はっきりと分かれそうだが、僕はこの苦味がたまらなく好きだ。
安価であり、とんでもなく美味いものでもないが、毎日食べても飽きない。
実はそんなものが一番食べ続けたいものだったりするのかもしれない。
ゴーヤさまさま。


疲れました。でも頑張ります。明日もいい日にしてみせますよ。
ではまたね。