真夏の都心へ

介護支援専門員資格の
更新研修となる専門
研修課程2は全4日間。
今回はその3日目と
なった。


例によって何故か有休を
利用しての参加となる。
何時もよりも遅い時間に家を出られるのでありがたい。出発は
8時半頃で良いので、今まで全く視聴した事がなかった朝の
連続テレビ小説あまちゃん」を観てみた。かなりの人気らしいが
今の今までまるで観ていなかったので何が何だかわからない。
そんな訳で面白くないので途中でテレビを消して予定よりやや
早めに家を出る事とした。

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研修会場近くのコンビニでフリスクアリナミンゼロドリンクなんざ
購入して、そやつらを口に放り込む。気持ちが重く疲れも取れにくい
昨今、プラセボ効果だろうが何だろうが構わないのでそやつらを。
僕に限らず研修に参加している各地のケアマネさん達もきっと疲れて
いるのだろう。そんな方々と会話する事で何か得られるものもきっと
あるだろう。


今回の研修内容は事例に基づいた演習である。KJ法と云うデータ
収集分析技法を利用して利用者やご家族の支援方法について検討した。
グループごとに別れて実施。利用者やご家族の持つ「想い」をそれぞれ
思いつくままにポストイットに一言ずつ何枚かに書き記し、内容が
類似したものを一まとめにしてそれらに表題をつけ、更にそれらを
一まとめにする。その後はその想いを実現させる為の目標を立て、
その具現化の為の方法を表わし、その効果とその反面にあるリスクを
述べ、それら全てのデータを統合して一枚の紙面に纏めるのである。


ケアプランは利用者さんやご家族の想いをアセスメントによって汲み取り
サービス提供のニーズを把握する。サービスを提供するにあたっては
ニーズと実際にどのようなサービス(別段介護保険サービスにこだわる
必要はなく、インフォーマルなものも可能な限り利用する)を提供可能で
あるのかを検討する。今回の研修内容とも決して無縁ではない。
参加した各ケアマネそれぞれが自身の考え方や経験に基づいた意見を
積極的に提示してくれたので、当初思っていたよりも遙かに面白い
意見交換の場となった。


皆さんそれぞれ働いている土地の特色やら介護保険のローカルルール
(法律で決まったルールってものがあるのに地方によって解釈が
違っている。何なのだこれは!)やらについて話が盛り上がった。
自分が関わる土地での仕事の範疇で視野で固定してしまいそうになる
危惧を皆さん抱えておられる。そんな中で語られるのはやはり
介護保険制度の限界。支援したいと願うのに法律が限界を突きつけて
来る。誰の為の制度なのか。給付制限のみを突き進めて、何の為の
制度なのか。矛盾や妥協や諦観や、もしかしたらの希望や・・・
僕が所属するケアプランセンターで常日頃意見交換がされている
命題的内容を、他地域のケアマネさん方とも話し合えた事はかなり
有益であったと感じている。目から鱗な事もあった。


帰宅は17時半頃。こんなに早いと気が抜ける。しかも明日明後日は
公休だし。まあいいや。明日も引き篭もって試験勉強対策でもします。
もう少ししたら寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。