天馬橋にて

介護支援専門員
専門研修課程1は
ズルズルと受講
5日目を迎えた。


日々の業務に何となく
追われ、大した仕事も
していない癖して
ちとお疲れ気味。
そんな中有休扱いにて参加する(こんな時しか使えない有休って・・・)
この研修はちょっとした気分転換となるので、それなりに愉しみに
していたりする。研修開始時刻はAM10時からなので自宅を出るのは
9時過ぎでいいのも助かる。普段の仕事では30分で行ける9時始業の
職場に、何故か7時半出発だったりするからして(うーむ何故だ)。


遺憾、愚痴は書くべからず。そいつぁ贅沢ってもんだぜ。


さて、今回の研修内容は。
「保健医療福祉の基礎理解/社会資源活用に関する講義」
午後からも一部引き続きで「保健医療福祉の基礎理解」と
「高齢者の疾病と対処及び主治医との連携に関する講義」


社会資源とな。フォーマルなもの(介護保険制度等を代表とした)の
利用ばかりをどうしても念頭に置いてしまいがちなケアマネ業務では
あるが、インフォーマルサポート(非専門職による非公式な援助)の
積極利用についての話が出ている。僕個人が作成したケアプランに
設定した例で云えば(なんだよクソ偉そうに)、NPO法人による日常の
生活費や服薬の管理やら配食サービスなんてものがある。


僕が今数件関わっている成年後見制度の話も少し出た。これに関しては
もう僕個人で学ぶしかない。知識が無いのならもうそれしかない。医師や
弁護士とあれこれ遣り取りしなくてはならず、どうしたものかと戸惑い
ながらも、実は結構面白みも感じている。これら案件を上手くまとめれば
それなりな自信に繋がりそうな感じだし。


何となくではあるが、僕はこれからしたい事が見え始めた気がする。
所謂「相談援助業務」と云うものにもっと深く関わってみたい。
現在のケアマネ業務では、どうしても介護保険制度を中心とした
考えに縛られざるを得ない。業務の範疇を逸脱しかねない活動を
繰り返してはいるが、一方で経営側の反撥を買う事への懸念を
配慮に置きつつ・・・なんてのは僕にとってはいずれ嫌悪と
辟易の格好の材料になるのはもう目に見えている。


社会から逸脱した人間をそれなりに見て来た。もう社会なんぞに
いちいち参画したくはないと吐き捨てる者もいる一方で、参画する
チャンスさえあればどうにかしたいと望みつつ、しかし様々な
制約から叶わぬ人々もどうやら多いようだ。そんな人々への支援活動が
こんな僕にも出来ないものだろうか。


僕はケアマネとしての仕事が好きになったけれども、もっともっと
やりたい事が出てきたらしい。社会福祉士の資格を(就職にもお金にも
恐らくあまり役に立たないと知りつつも)取得したいと望んだのも、
その一環である。自分がダメ人間だから、かな・・・


寝ます。善き学びの一日でした。明日もいい日にしてみせますよ。
ではまたね。