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1995年、紀伊半島徒歩旅。
3日目の朝。氷点下。
三重県上野市のはずれ、
治田(はった)という
集落の公民館のような
建物の軒下にて野宿。
一応周辺住民の許可は得ていたりする。コミュニケーションって大切ですね。
あれ、カメラ目線は嫌だの何だのと書きつつ、いきなりしてるぞ・・・あれ?
この旅では大丈夫だったけど、旅先で職質受けた事、何度か有ります。
3年以上前、訳あって時間が出来た折に慣行した東海道徒歩旅の際にも、
ちょいとキミキミ、とばかり職質を受けたっけかなあ・・・静岡の
おまわりさんに、美味しいお茶と、自分の家で採れたというミカンを
沢山頂いてしまった事は、とても愉しい想い出だ。
シュラフ(寝袋)の脇に缶飲料が2本置いてある。1本はコーヒー。
実はこの夜の夕食だったりする。山中をひたすら来た為、商店など
およそ無く、お腹を空かせたまま寝る。
シュラフはモンベルの3シーズン用のもの、そしてこの旅に出る直前に
ゴアテックス製のシュラフカバーを入手しておいた。やや高価なもので
あったが、防風・防寒効果は極めて高く、氷点下での野宿でも、どうにか
対応してくれた。普段はケチンボな僕だが、野宿装備選定に於いては、
一切ケチらなかった。今でも、使おうと思えばまだ充分使える。モトは
しっかりと取れたと思う。
あ、ついでに、この写真で着ているダウンジャケット、実は今日も、
着てました。今でも着ているのです。ええ、結構物持ちが良いのですよ、
僕は。10数年前のジーンズ、未だにはいてるし。おしゃれ?何それ?
おしゃれ着なんて、もう今は持っておりませんぜ。持ってても、どうせ
似合わんし。いらねえや。しかし今はいているジーンズは、もう穴が
開いてクタクタになりつつあるので、次のお給料が入ったら、数年ぶりに
買いに行くつもりでおるのです。若者がファッションではいている
穴開きジーンズ宜しくな有様なのだけれど、流石にはき続けるには
恥ずかしくなってきてねえ。ほんとにどうにかしなくては・・・
よし、今度のお休みはイトーヨーカ堂に行こう!(ダサいねえ・・・)
寝ます。疲れた。明日もいい日にしてみせますよ。おやすみなさいね。