昨年・天神祭の花火

調子が良くなったかなと
思ったら崩している。
今朝はもう体温が落ちて
いない。


それでも14回目の放射線
治療は受けている。
その前に診察も受けたが
医師はいきなり「入院やね!!」と異様にでかい声で
叫ぶように言った。威圧的な雰囲気の医師だなあと
思った。ロクに診察もしていないのに何それと感じた
ので、断った。ロクにカルテも見ていないだろう雰囲気
だし、がんセンターでは点滴を打てないから近隣医への
紹介状を書くよ、とぶっきらぼうに言ったが、それも
断った。上手く表現出来ないが、話の持って行き方が
強引で、素人目に見てもだめだこりゃな感じの医師だった。
まあ担当医でもないしわからないのだろう。そう思う
事にした。


しかしこのまましんどいままでいる訳にもいかず、結局
仕事は休みにして帰宅した。バカじゃないかと思われる
かもしれないが、安易に入院すると一気に気力が落ちるのだ。
殺人的な暑さの中に晒されてこうなったのに、医師への
不信を書いたが、僕自身の方がよっぽどだめだこりゃである。
でも、したいようにさせて欲しい。精神的に辛いのだ。
しかし辛さは帰宅しても待っていた。耐えるしかない。
今はそういう時期なのだろう。何時終わるともしれないが。


明日も無理はしないようにしたいが、治療を遅らせたく
ないので取りあえずがんセンターには行く。行くまでが
案外遠いし、結構歩かされる。でも行くしかない。
生きる事は、闘いなのだなと大袈裟ではなく思う今日この頃。
昨年病室で撮影した天神祭の花火、もう1年経ったが、
闘いはまだ続いており、これから更に辛くなるかも
しれないのかなと思うと、何とも言えない気持ちになる。
でも、明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。