重粒子線センター

本日はがんセンターの
心療・緩和科を受診。
精神的なショックを
ケアしてくれるという
のである。


ただ、僕としては昨日の
時点でやや落ち着いて
おり、今後については色々道を探しながらなるべく前向きに
生きて行こうとだけ思っている。具体的に動くかどうかは
その時次第であるが。

___________________________


はなぶたさんへ。
心のこもったコメントありがとうございます。熟読致しました。
はなぶたさんも書いておられますが、自分自身ですらあまり
現実感がありません。なんでしょうか、もう一人の自分が
客観的に患者の自分を観察しているような・・・?当初の
ショックは自分でも不思議なほど短い時間のものでした。
うまく表現出来ませんが。仕事柄なのか元々の性格なのか
その両方が交じり合った感覚なのか、いずれにせよ変
ですよね(笑)


人間の役割とは何なのか。私もよく考えます。影響力というのは
確かにそうかもしれませんね。先人の智慧、とか受け継がれる
もの、とかいずれにしてもどなたかの影響があればこそ、そして
それを受け止めた方がおられるからこそ次の世代に繋がって
行くのでしょうか。私も様々な方の影響を受けながらきょう
今日まで来ていますものね。そして次はこんな私でもどなたかが
何かを感じ取り、「あいつみたいにはならないでおこう」
「案外あいつのやり方は使える」なんて感じで思ってみたり
して。それもまた影響を与えた事になるかもしれませんね。


どんなものでもいいのでしょうが、私は叶うならば自らが
体験した事や良いのではないかと思っている事(特に現在
関わっている仕事に関して)については、例えば後進の
方々だったり、場合によっては先輩がたであったりしても
何がしか伝えたり幾つかの道を提示してみたり出来ないかと
考えたりしています。特に相談支援業務に関してはもっと
スキルの向上(経験や知識と共に体系的な学びから得られる
能力の底上げ)をしていけないかと思ったりもします。
その取っ掛かりの部分に今いますが、先は長く恐らく
私の世代ではどうにもならないのかもしれませんが。


自分に先がなかったとしてもどこかの誰かに何かを繋げて
道を広げて行って欲しい、それは私から受け取ったと感じて
貰えなくともいいんです。私がこの人生の中で感じ取った
事たちも、具体的に誰の影響だったか覚えているものも
あれば忘れたものも多い。それと同じだと思います。ただ、
何かを残して誰かが感じてくれたらいいのかなあと。


うーむ何でしょうか、この遺言めいた物言いは。いやいや、
まだまだ私は終わりませんよ。手術が不可能と聞いて
逆に「よしっ!」と考えを転換しました。大きな手術を
昨年受けて、その影響はまだまだ続き、完全に回復しては
おりません。そんな中またも外科手術を受ければその
ダメージの方がむしろ恐ろしい。切った張っただけが
がん治療ではないと思っています。運命なんてどこで
どう転がって行くかさっぱり判りません。そんな中で
私にやれる事を探しながら、明日も生きて行くつもりです。
心はころころ変わるのでこの先は知りませんが、取りあえず
今日の私はこんな所です。明日もお仕事がんばります!!