谷町筋

本日はがんセンター
耳鼻咽喉科を受診。
手術の時声帯に繋がる
神経にも触っている
ので、術後発声が
結構きつかった。


なので少ししてからスピーチカニューレという小さな器具を
気管に穴を開けて(!)ずっと装着している。なかなかに
えげつない見た目で、お陰で僕は毎日緩めのハイネック
シャツを着て外出していたりする。3着ほど持っていたので
着まわしている。外見上分からないが、精神的にはなかなかに
辛い。よくもまあ我ながら耐えていられるものだと、もう
一度書くが我ながら、感心しているのである。首輪みたいな
もので緩く固定しているが、結構肩こりもある。ストレス
である。


しかしここ最近声が以前よりも出しやすくなっており、今日
検査をしたら声帯の動きも回復しつつあるとの事で、もう
いい加減外しておくれとお願いしてみた。だが、担当医は
「もっと回復して来ると思うのと、万が一年末年始に
窒息(おい!)したりしたらまずいので念の為次の受診の
時に様子を見てから外しましょう」との事。がっかりしたが
窒息死は勘弁願いたいのでやむを得ない。年越しかよ。


でも、声を出すのは随分楽になって来た。仕事の上でも
喋ってナンボなので嬉しい。まだまだだが、支障が
減りつつあるっていいものだ。発声練習も地味〜に続けて
おり、カニューレの事を知っている職場の方々以外には
「いや〜、喉が荒れてましてすみませんね」などと適当に
答えている。このまま回復してくれたら助かるんだけど
ねぇ・・・ そして、喉の腫瘍に関しては変化なしで
前回同様、体調を整えて年明け以降の除去で大丈夫との事。
本当かどうか知らないが、一応安心した。


少し、明るい兆しが見えたような気がした。そうやって
少しずつ明るさを積み重ねて今年を終われたら、そして
新しい年を迎えられたらいいな。明日からいよいよ師走だ。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。