国際がんセンターへ

1週間ぶりに大阪国際
がんセンターへと。
退院後初の外来受診である。


朝8時15分からの採血の
予約があり、自宅を
早めに出る。体力・気力
両面において自信がない今の僕がセンターまで行けるか
どうか不安は大きかったが、今朝は久し振りで待望の青空、
そして朝日ものぞいていた。少し嬉しくなり頑張って出発した。
電車は混んでいたが、幸い座れた。前回の抗がん剤後の
退院後も思ったが、まさか僕ががん入院していたなんて
きっと誰も思わないだろう。同じようにきっと元気そうに
見える乗客達にもそれぞれの生活や悩みや不安などが
色々とあるのだろうなあとぼんやりと思いつつ駅を降りる。


がんセンターは朝から患者でいっぱいだった。受診する
人々がこんなにも沢山いるのだなとこれもまた思う。
採血が終わったらコンビニでアクエリアスとちいさな
パンを買って目立たない所で少し口にしたが、パンは
食べ切れなかった。でもその後の受診では主治医に
経口摂取を頑張っているので腸ろうの継続の限界
(例えば下痢になりやすい、食欲減退あり、吐き気あり)
について伝え、エンシュアリキッド(まあ、飲むタイプの
カロリーメイトみたいなものだろうか)を頼んで処方
して貰った。お年寄りが処方して貰うのをケアマネとして
傍目で見た事はまああるが、まさか自分がそいつを出して
くれと医者に頼む事になろうとは・・・その他鎮痛剤
などと併せて処方箋を貰う。地元の薬局で明日にでも
取りにいければいいかね。


術後の経過は良好で、病理検査の結果も特に問題ないが
これまでの統計から再発しない5割、する5割だそうな。
でもそれは定期的に検査して今後経過をみていく事になり、
そして来月以降場合によっては再発防止の対策として
1年がかりで抗がん剤の服用も「あってもいいかな?
なくてもいいですけど」と主治医。これもまた経過を
見ての判断となるらしい。まだ不安材料は今後何年も
消えないって訳か。でも今はそれよりも現在の体調と
気力を整える事の方が大切である、と。


管理栄養士の栄養指導を受け、支払いを済ませて帰宅。
何とか体力・気力とも持ちました(笑)少し自信が出た。
積み重ねて行くしかないのだね。でも帰宅したらのびて
しまい、昼寝してしまった。世間様からすっかりズレたわ。
来週も耳鼻咽喉科の受診があるが、きっとどうにかなる
だろう。頑張ろうぜ。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。