グランキューブ大阪

「ケア学会に行きました」の
3である前回の2は2014年
の事なのでもう3年も経って
しまった。まあ、いきなり
だけど、行ってきたのです。


認知症ケア専門士という
わかったようなわからん
ような資格のようなものがあり、今年の2月だったか
岐阜で行なわれたグループワークに参加して以来の
その手の研修というかまあ関西地域大会だそうな。
資格は5年毎の更新、単位制で、その間に30単位を
取得しなくてはならない。件の岐阜行きにてぎりぎり
単位を取得して今年からまた5年間資格を更新した
訳である。これから先5年なんて生きてるか死んでるか
わかんねえってば(洒落になってないし)。でも
生きていたらまあいいじゃないかと今回も一応更新
目指して行く事にしたのであった。


今年の大会プログラムはお医者さんが取り組んでいる
精神科診療所の話やら地域型認知症医療センターやら
もの忘れクリニックやらの話であった。毎回この
カテゴリでは一応やや細かく内容を書いているのであるが、
今回は疲れたので書かない。でも1400人位人々は集まり
内容も地味ながらそこそこ勉強になるものだったと
だけ書いておこう。ちなみにここでの地域型認知症
医療センターとは有名な浅香山病院の事で、病院の
ある堺市大阪市の南隣)では先進的な取組みが
行なわれている。結構感心してしまった。浅香山
病院と言えば昔は何かときちがい病院(不適切な
表現かもしれないが、当時のまま)なんて言われて
しまっていたっけか。子供がふざけた事をし過ぎると
大人は「浅香山に入れちゃうよ!」って脅すのである。
80年代初頭辺りの小学校低学年児童はもしかしたら
そんなどうだったかなな思い出があるかも・・・
どうだったかな? 勿論上記した通りで、現在は
精神疾患だけでなく(元々系列同士で合併していた
のだったっけかな)総合病院として有名であるし、
時代に合わせて地域包括ケアの推進の一端を担う
重要な役割をしているのである。仕事柄精神科病院
には時々行くが、浅香山はまだ行った事がない。
話を聞いていると、う〜む先進的だなあと思うが、
現実は知らない。うむ。あくまで意見には個人差が
あります云々かんぬんでお許しをば。


さて、しょうもない事を書き始めて無駄に書いてしまって
いるが、今回これらの講演を聞き、7単位取得したのである。
岐阜の地方大会の時みたいにグループワークだと少人数で
話し合いなど出来るのでそれなりに面白いのだけれども
まあしゃあないか。そういうのがあれば探してまた参加
してみようかな。

大会は16時半過ぎに終了。ここ数日街をゆく風はすっかり
秋めいており、爽やかである。堂島川を渡る風と沈む夕日を
横目にしながら帰路につき、歩いた。PET検査や先日のCTや
内視鏡の結果と手術をどうするか等々聞きに行く為、僕は
来週月曜日に国際がんセンターをまたも受診する。
不安いっぱいで気持ちをどう整理したものかとも思うし、
既に抗がん剤放射線治療を終えてひと月近くが経過
している訳だから腹を据えたらいいとも思う何かと
不安定な気持ちの中にいる。気持ちを紛らわせてくれる
のは、仕事だったりこういう事への参加だったりだ。
認知症にしても癌にしても、診断を受ければショックも
受けるさ。そんな人達と出逢った時、僕はどう接したら
いいのだろうか。色々考えてるけど、まだ具体的なものは
出て来ない。そういうものなのかもしれないし、もしか
したら違う考え方が出てくるのかもしれないしでまたまた
気持ちは不安定になる。


自分に起きるすべては不安定であり、人生における安定とは
不安定さが常である事を喜怒哀楽を駆使して受け入れられた
短い瞬間とその自覚の瞬間。
先日も書いた通りで、お酒を呑むのを控えて早3ヶ月。
呑まなくても酔っ払ったかのようにおかしな事など書ける
ようになりましたがね。いけませんなあ、不安定だなあ。
でもこれが生きてるって事なんだなあとループする気持ち
なのでござる。よくわからなくなって来たので寝ます。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。