夕暮れ

目を覚まして少しして
テレビをつけると
Jアラートであった。
北朝鮮のミサイルだ。


一番安全な場所に隠れて
しかしビクビクしている
ように思われる滑稽者か。
しかし平和はこういうどうしようもない奴に壊されていく。
総白痴にして自分達の都合のよい情報だけを流そうと
しているのかと思えてくるテレビや新聞の世界にいる
連中や、政権が全て悪いのだと煽る輩。賢明な人々は
それらが嘘っぱちだって気付いているが、まだ少数なのか。


善悪というものの基準は人間が勝手に決めているので
判断に迷いが出たり変化したりするが、本能的に嫌悪感を
抱いてしまうものは、きっとその本能を信じて嫌っていいの
だろう。嫌な気を白々しいまでに発散している連中への
嫌悪感。たった一度の人生を無駄遣いしているみたいだ。
何を目指したいのだろうか。


自分が死ぬかもしれないと時々思うような日々を過ごして
いると、胡散臭い事をしている人達への嫌悪感が増し、
それが続くと次第に滑稽さに変化していくのに気付く。
連中はしかしそんな自分達を正義だと思っているの
だろうか・・・って、そんなんええわい、明日はそういや
検査じゃないか。CTと内視鏡。手術に向かう前の最後の
検査になると思う。死ぬかもしれないと思いながらも
生きたいとも願っている。胡散臭い事に浸かっている
人々が決して感じないであろう、もっと根源的な事。
滑稽者どもには解るまい。


あら、酔ってるのかい? いやもう3ヶ月もお酒呑んで
ないや。自分にも酔えないぜ。乾杯の日を迎えるまで
平和と苦しみと光と影と。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。