6年前の今日

筋肉の張りと気だるさは
毎日のように続いて
いる。体調が今ひとつ
優れない時というのは
気持ちも沈みがちである。


旅に出た際の写真を
あれこれ見ていた。
6年前の今日、僕は山口県の角島へと行っていた。あれから
もう6年経ったのか。今、いや、病気になる前と比べて格段に
体力があったとか気力が満ち溢れていた訳でもなかった
ような気もするが、でも当時はとにかく角島へ渡りたい、青い
海をこの目で見てみたいと勢いをつけて出発したのだっけか。
あの時の旅はたったの2泊3日のキャンプ旅だったけど、でも
今日みたいな暑い日々が続き、そんな中を精一杯走り続けたの
だった。病気を抱えていないってなんて素晴らしいのだろう。
抱えていてもきっと心の持ち方ひとつなのだと今回の一件で
気付いており、そして気持ちも上向きになれていたのだが、
やはり駄目な時もある。こんな時もある。


普通に帰省ラッシュの中移動している人々、野球の応援を
している人々、行楽地やプールで歓声を上げている人々、
そんな人々だけではないのが世の中なのに、自分だけが別に
しんどい訳でもなかろうに。身体の痛みや気だるさが、自分の
心を捻じ曲げている。でも、それもまた正直な自分なのだろう。
疲れているのだ、きっと。そしてまだまだそれは当分取れない
のだろう。


明日はいよいよ退院前に行なわれた検査の結果を外来受診にて
聞きに行く日である。どんな結果が出るのか、オペは可能
なのか、まだ生きられるのか。そんな事なるようにしか
ならないのだから気を病む事もなかろうに、解っているけど
駄目ですねぇ、まったく。


旅先での写真を色々と見ていた。この日記を始めた12年前は
旅なんてとても出来る生活状態ではなかったけど、それなりに
頑張って経済的にも時間的にもまあ困らなくなった。今の
困りごとをどうにか乗り越えられたら、きっと、いや、
必ずまた旅に出るのだ、そしてそれ以外でも人生を愉しんで
やるのだ。でも、今日は少し気持ちが疲れているのだ。
そんな時もあるさ。明日はきっともう少しすっきりしてるさ。
どんな結果になろうとも、受け入れるしかないじゃないか。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。