今朝の夜明け

入院23日目。
放射線治療15日目。
放射線は後半戦開始だ。
センターも動き出し
1階窓口も大混雑
している。三連休明け
なので、予約の患者が
多いのだろう。


毎朝、大体5時には目が覚めてしまう。もっとも22時の消灯に
合わせて寝てしまうので起床時刻はこんなものなのだろう。
同じように早く寝ている事から同時刻帯に起床し動き出す方も
何人かではあるが見受けられる。そして大阪城の向こうに昇る
朝日をぼんやりと見たりするのである。また1日生き延びて
新しい朝日を見た訳か。聖路加の日野原先生のような長寿は
無理かもしれないけれども、その偉大な人生と素晴らしい
ラストをほんのほんの少しでもいいから見習って潔く生きたい。
何処かの国籍がどうのの往生際の悪い偽政者と、それを擁護して
いるように見える人々のようには断じてなってはならない。


・・・とまあ力んでしまったが、今の僕はただの(?)がん患者
である。入院している訳である。自分に出来る事をやれるように
やるしかない。生きてさえいれば文句も言えるし、生きてさえ
いればやり直しもきく。生きてさえいればどうにだってなる。
大袈裟かもしれないが、必ず生きて元気になって還るのだ。
おんなじような事ばかり書いているけど、だってそれしかないもん。
後半戦も、乗り切るのだ。昇る朝日と沈む夕陽の世界の中で。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。