[入院生活]

大阪城と入道雲

入院16日目。
放射線治療11日目。
本日は放射線治療科の
受診もあった。医師に
嚥下のしにくさを
告げると「うんうん、
効いて来てますね。
その調子でしんどいけど頑張りましょう」と。効いているらしい。
そうか効いているのかそうなのかそれは素晴らしい、と無理
からに、もとい極めて前向きに捉えて本日も放射線をジワリと
浴びたのでござる。


大阪城の向こうに入道雲が見えた。少し外に出ると、その
何とも蒸し暑い事。道行く人々は汗を拭い、飲み物を片手に
している人も目立つ。でも九州では水害の他に大きな地震
あったと聞いている。大阪はそれでも天災からは今のところ
免れており、それだけでもありがたいと思いたい。いつどう
なるか知らないけど。いつどうなるか知らないのでだからこそ
毎日を、その時を大切にしなくては。


入院していると時間をもて余すのではないかと思われようが
(まあその方の状態にもよりけりだが)意外に時の経つのが
早い。もう夕方である。少しもったいないような気がしない
でもない。あれもこれもと当初考えていたけれども、案外何も
していない。テレビのニュースやワイドショーは何だか最近(?)
内容が偏向しているみたいなので見たくもないが、隣の
おじいさんはずっとテレビを見ている。僕は大阪城を見たり
本やネットを目にしたり、少しだけ出歩いたりだ。それでも
早く過ぎてゆく。大切に出来ているのだろうか?


明日は何かのお祭り(生國魂祭だっけ?)の何かがセンターの
目の前を通過して大阪城公園に入るとかどうだとか。見られたら
外に出て見てみますかね。夏祭りの季節になって来たんだな。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。