冬空

人間にはそれぞれ能力や
価値観や限界や嗜好が
ある。僕は時々自分の
価値観その他に他人を
当てはめてしまいそうに
なり、これはいかんと
反省する。


時々、自分とはまるで違う考え方を持つ人に出逢う事が誰にだって
あるだろう。実際に、もしくは心の中で反撥したり嫌悪したりする
事って多い。でも社会通念上おかしくなければ(これもどうなのかと
思うが一応社会で生きる人間として)ああこの人はそういう人であり
そういう世界で生きているのだなあと、受容はせずとも認識は出来る。
でも、世の中には自分の価値観こそが正しくてそれにそぐわない者は
間違っていると頑なに信じている人も多いのかもしれない。時々
そういう人に出逢うと、これまた結構疲れる。疲弊し、擦り減らされる。


僕だったらこういう表現はしないのになあと思うが、まず否定から
入る。価値観も意見も、それまでの生き方も場合によっては否定する。
そんな人も世の中には幾らでもいるのだろう。何故、頑張れている
所をまず見てやれないのだろう。何故、出来ない所からしか見られ
ないのだろう。僕には信じがたい考え方の人も、中にはいる。


ただ、僕はそうはなりたくないのでそうしない。僕は自分が駄目人間
だからそう思うのかもしれないが、まずその人の出来ている部分、
その人なりに頑張っている部分を見てあげたい。その上で駄目な所が
あればアドバイスしてあげればいいじゃないか。僕は甘いのかなぁ・・・
でも甘くとも駄目でも僕は否定から入る人間にはなりたくない。
大した事はしていないのに気持ちばかりが疲弊している。また愚痴
らしきものを日記に書いている。もしかしたらまた書くだろうが、
昨夜も書いた通りだ。こうして記しておく事で、自分なりに心に向かい
合えるかもしれないのだ。最近、感情を殺す事が増えたように思う。
いや、でも実際は殺せない。感情は死なない。絶対に。そして、それで
いいのだと思う。それこそが人間なのだから。


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。