冬空

布団を蹴飛ばして寝て
起きたら鼻水たらして
喉がぐりぐりになって
いた。また風邪気味っぽい。
今シーズン初めてマフラーを
出して電車に乗った。乗ると
暑いのでこれまた困る。


秋を感じないまま冬が来たような感じである。仕事柄自転車に乗って
移動する事が多く、本当に着るものに困る。一応ジャンパーのような
ものが支給されており、インナーの脱着も可能である。見た目は大変
ダサく、如何にも福祉職といった体のデザインだが防寒性はなかなかに
あるのでこの冬もそいつの世話になる事となる。


午前中は時々襲って来る不定愁訴に悩まされた。気持ちの落ち込みや
眩暈や身体のだるさといったものが主な症状だろうか。今回気持ちの
落ち込みは恐らくとある案件に関して心に引っ掛かっていた事がもしか
したらひとつの要因となったいたのかなあと思わないでもない。しかし
その案件に関しては午後以降どうにか解決の道が見えた。それに伴い
少し気分が回復したように思う。時々通っているメンタルクリニック
医師は的確かと思われる生活習慣その他の改善方法を指南しては
下さるが(処方薬は自律神経の安定を図る漢方薬のみ。抗不安剤などは
こちらが要求しない限り出さない方針なのである意味良心的と言える)、
僕自身が抱える問題がなかなか解決しない所為なのか一番状態の
悪かった昨年夏頃よりはかなり改善されたのかもしれないが、
まだまだ油断は出来ないのが正直な所である。


すっきりとした秋空を感じる前に初冬の空と風を見た。心の中には
何となく重苦しさとまるで今日の風のようなつめたさが残っている。
かなり情けない事を書いているが、こうして日記に綴る事で案外
救われている部分があるのだと思う。足りないアタマの癖して
無駄に様々な事を考え過ぎているようだ。仕事が変わり、数年。
何となく複雑になり、その足りないアタマでは対処するのがちょいと
きつくなっているのだろうかね。どうしたらもっと気を楽に持てるの
だろうかと思うが、これも本当の僕なのだ。受け入れるしかない。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。