2010年・護摩壇山より

僕が心身のバランスを
崩したのは確か1年前の
今頃だったと思う。


相談者と面談しようと
したら突然気を失いそうに
なり、どうにか他の職員に
変わってもらったのだった。
その他他の会議に出た時も同じような症状が出た。心療内科を受診したら
自律神経失調症による過緊張だと診断された。色々な心身のバランスが
崩れてしまったのだった。以後、予期不安に悩まされ、それまで結構
得意だった人前に出て話したりする事に恐怖を覚えるようになっていた。
原因が解ったのだから処方された漢方薬を服用したり生活リズムを
変えたりして少しずつ対処してきた。


しかし一見元気に見えるものだから周囲の理解は意外と得られなかった
ように思う。隠さず説明はしていたが。頑張り続ける事が次第に難しく
なっていた。上司からは「努力が足りない」の一点張り。努力したら
何でもどうにかなるかと言えばそうでもないだろうと思うが、努力
すれば何でもどうにかなると思っておられるのかもしれず、それは
それでひとつの考え方なのだから否定はしないしする気もない。
しかし能力を超えて無理をし続ける気は僕にはさらさらないので
自分の出来る範囲と力を見極めて期限を切る事とした。


その期限までは地道に頑張ってみたい。そんな事より出来損ないな
自分が能力以上の事にここまで取り組んで来られた事を褒めてやりたい。
当たり前だが自分を認めてやれるのは自分だけなのだ。他人にどう
思われようが自分だけは自分を認めてやっていいと思うし、それだけの
事はしてきたと思う。いや失敗も数え切れなかったかもしれんし逆に
自惚れなんざもっての他ではあるが。


また、かつての先輩方にでも相談してみっか。取り敢えず今すぐどうする
必要もないし。努力ねぇ・・・・寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。
ではまたね。