6月の秋空

何年前だったか、この日記の
中で何月の秋空、なんて
タイトルをつけたような
気がするが、きっとそれは
秋空がふさわしくない季節
なのに秋空みたいな空を
見て心洗われたからなのかも
しれなかった。


今は2016年の6月である。梅雨真っ盛りでじめじめして気持ち悪い。でも
本日はじめじめしていたけれども秋のような青空と雲が広がった。
夕刻、移動していて何故か心がじんわりとした。何年前だか知らないが
季節はずれな秋空を仰ぎ見ている僕がいて、何年後かも知れないが
季節はずれな秋空を仰ぎ見ている僕がいる。色々変わったけれども
自分の心とものの見方は大して変わっていなかったし、おそらく終生
そんなに変わらないのだろうなあと、ふと思ったのだった。


LINEつながりの他の事業所の新人べっぴんさんケアマネさんとお会いした。
自信を失って「もうだめです」との言葉に心配していたが、今日お会い
した限りではどうにか難局を乗り切ったらしい。べっぴんさんの笑顔は
本日の秋みたいな空みたいに晴れ渡っていた。良かった、少しずつ
自信をつけていけばいいと思う。僕だって自信はないが先へ進むしか
ないのでどうにか頑張っている。彼女へのアドバイスは自分がこれまで
やって来た事を確認する事にも繋がっている。実は最初は下心があったと
先日書いたが、もうそんなもん消えている。無償で誰かを助けたい。
誰かの為になりたい。そうする事で、見返りを求めない事で何か自分が
先に進めそうな気がしている。上手く表現出来ないけれども。


6月の秋空を仰ぎ見ているのである。ムシムシして気持ち悪いけれども
空はどこまでも遠く、気分はそんなに悪くはなかった。いいのだこれで。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。