とある先輩ケアマネさんに電話を入れた。この業界もそこそこ長くなると
如何に人付き合いの悪いこんな僕でも知り合いは増える。先輩ケアマネさんも
何人もいたりする。


その中でも重鎮といえそうな方である。以前もある悩みを聞いて貰って
いた。久々に電話したが快く応えて下さった。百戦錬磨な方であり
出会った最初の頃こそ緊張して接していたが、何時しか打ち解けて
何でも話せる信頼出来る方となった。一緒に仕事をしていた頃、そう
して打ち解けていた時代は本当に楽しかった。お酒が好きで、何度か
仲間内で呑みに行ったっけ。


大人気ないと思いつつ、愚痴をあれこれ聞いて頂いた。はははと笑い
つつ、また一緒に呑もうよ、と。嬉しかった。福祉に関わる経歴と
しては尊敬に値するほど大変な経験をして来た方なのに、気さくなのだ。
何だかほっとした。「専門職なんだからどこだって行けるって。まあ
お給料はアレかもしれないけど、あんまり考えない事。今まで結構
大変なケースに全力で関わって来たじゃない。包括にいるのはすごい
けど、そこに縛られなくてもどうにかなる。好きに生きたらいいじゃない!」


僕は、昔人嫌いだった。何時からか人を支援する事をしていた。
でも今、僕が誰かに救われている。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。