2012年・聖天さん

春が来ると精神的に不安定に
なる方が多い。毎年こんな
事を書いているような気が
するが、実際多いと思う。
僕だって何となくおかしい。
いやいつもおかしいがこの
時期は更におかしいような。
春なのである。暖かくなり桜も咲き始め、何かが始まりそうであり、そして
明日からは新年度なのであるからして色々と変わるらしいのであるが
手前の変わり映えのなさを痛感して少し落ち込んだりするのである。


双極性障害(躁鬱だな)の方と関わっている。こんな僕でさえ何となく
不調を感じているのだからその方の心の振幅の大きさは並大抵なもの
ではなく、少し前から結構な事になってしまっている。希死念慮から
自殺企図の前歴もある方だったりするので関係各位慎重に対応している。
何故、心は行ったり来たりを繰り返すのだろうか。誰だって平穏に
生きたい筈なのに。


その方の為の支援を続けているが、自分の心の中身さえ解らないやつに
これから先一体何が出来るのだろうか。心なんて、心の中身なんて
誰にも、そして自分自身でさえも結局解らないままなのだ。しんどい。
行ったり来たりする心を、誰が笑い飛ばせるものか。心の闇と光を
誰が解ったとのたまえるものか。心は、解らないから知りたいのだ。
知りたいから寄り添えるのだ。でも寄り添ったと思えた矢先にまた
理解できなくなるのだ。その繰り返し。つらいけれども現実だ。


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。明日から新年度ですな。