咲きはじめた

朝、駅に向かう道で桜が
咲き始めているのを
見つけた。朝はいつも
どんよりとした気持ちで
出掛ける僕であるが、
今朝は何だかいい感じ。


街をゆけばニヤニヤしながら
ブツブツと何か意味不明な事をつぶやく人がいて(必ずいる。そして僕は
必ず目撃する)「ああ、春だなあ・・・」とおかしな視点で春を感じてしまう
という(職業柄か?)事が身について離れなくなってしまったが、やはり桜が
咲いたとか風が暖かくなったなとか日が長くなったとか、そんな所で普通に
春を感じたいのであるな。


心が嬉しいとか悲しいとかを感じにくくなっている気がしないでもない。
淡々と過ごせればそれでいいやと何となく生きているような気がしない
でもない。最近、心が弾まない。春だぜ、何でもいいから弾ませろ。
気がつけば、旧い人間になっていた。年齢じゃなくて、心が。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。