アウトライダー30年記念

本日はお休みである。
人気と聞いていたのに
なかなか観られなかった
連続テレビ小説など
うだうだと観て朝ごはん
食べてコーヒー飲んで
ぼんやりしていた。


昼前に知人宛に郵便を出しに出かけた。その後は地元のショッピング
センターをうろうろと。書店にはいつも立ち寄るが、そこで見かけたのが
TOPの写真のツーリング専門誌「アウトライダー」奇遇にも30周年記念号であった。



近年は全く購入していなかったが一時期は毎月欠かさず購入して
いたっけ。大好きな雑誌だった。旅への憧憬をいつもかき立てて
くれたっけ。さすらいの野宿ライダー寺崎勉氏の紀行文も相変わらず
掲載されていた。憧れたなぁ、でも氏は今もまだ同じように旅してるんだと
思うと、感慨深いものが・・・


すっきりと別れた筈なのにやはりアフリカツインロスが襲ってきたのだった。
唐突に。ああ、アフリカツインとの旅の日々。もう二度と戻れないのだな。
僕はオートバイを手放してしまったのだな、と。


付録として「オートバイの旅」という文庫本がついていた。雑誌に紀行文を
寄せていた何人もの作家の文章が載せられている。ぱらぱらと目を通したが
読むのがもう楽しみになって仕方がなかった。早川義夫さんの本をわざと
少しずつ読んでいて、それを読み終えたら寂しくなるなと思っていたが
次に読む本が現われた。ちょっと嬉しい。


先日アフリカツインを手放してもうライダーではなくなった僕がツーリング
雑誌を買うなんて皮肉だが、やはり僕からオートバイを取ったらもう
何も残らないのだなあと。んで、次のバイクを探し始めた。先日書いた
通りでヤマハセローが理想だったが新車も中古も値段が高い。スーパーカブ
110あたりが実用的でいいなと思っていたが、もう少しバイクらしい(?)
ものはないだろうか。


で、125ccクラスで探すとスクーターばかりなのね。でも、とあるバイクを
見つけて、一目で気に入ってしまった。それはスズキのGN125Hというバイク。
カラーリングは幾つかあるが、その中の赤いカラーリングのやつが何とも
キュート!(いきなりキュートという基準でバイクを選ぶのは初めてだがそう
思ってしまったのだから仕方ない)。しかも安い!新車乗り出し価格で20万円を
切っている。これならその気になればすぐに買える。


もうパワーや迫力はいらない。アフリカツインでの日々で充分に味わえたし、
それらを活かした旅に出る機会も当分はないだろう。今の自分に合った
バイクが欲しい。GN125Hはスズキの30年以上に及ぶロングセラーらしいし
(現在はチャイナOEMなのがちいとアレだが)ネットでの評価も概ね好評のようだ。
シンプルで整備もしやすそう。高速道路には乗れないけれど、乗る必要性も
今の所ないし維持費が断然安い。よし決めた・・・いや、も少し考えてこれ
購入検討してみちゃおう。うわ、何だかワクワクしてきたぜ。


・・・いいのかこんな人生で。でも、楽しみが欲しいのです。
そんな事を励みにも少し頑張ってみたいのです。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。