2006年・下町のサビ猫

元々自分を強いと思った
事はなかった。常に自信が
なく、取り繕うような
生き方をしていたような
気がする。


自信をもっと持っても良かった。
それなりに様々な事に取り組んで
成功した事だって沢山あった筈なのに。自信を失うという事はこんなにもみじめな
事なのかとつくづく感じた。情けなさとガラガラ崩れてゆくプライドらしきものが
恐らく今の自分を苦しめている現況なのだろう。自分を変えたいなと思った。
いい歳をして・・・ではないのだ。幾つになっても人は変われるかもしれない。
変える必要のない部分もあるが、変わる事で先に進める部分だってあるだろう。
様々な人から時に厳しい意見を頂き心の中はグサグサであるが、しかしそれらを
真摯に受け止め、下手に経験を積んだ今だからこそ見つめ直す時期なのかも
しれないなと思った。大きな失敗をした訳ではないが、今後その危険性があるの
かもしれない、今の僕のままでは。


何から取り組んでみようかともがいているが、何時だったかスーパーだか
ダイソーだかで手にしたユーキャンの講座一覧に「メンタルトレーニング講座」
なるものがあるのを見て冗談めかしてこんなもんでもやってみっかなあと
思った事があったが、冗談からそれなりの本気になってしまったのである。
もがきついでの自己投資まがいだが、何か学べる事、活かせる事があるかも
しれない。思い立ったがなにがしか、早速受講申込みをしたのだった。
強くなるのではなく、弱い自分をどうやったら認めてやれるのだろうか。
期待しないで教材が届くのを待ってみるのである。


もがいてるな、俺。でももがかなくなったら終わりなのかもしれない。
理屈よりも感性で動いていられた時期もあったが、下手に理屈で固めようと、
しかも中途半端な理屈で固めようとしていたから行き詰ったのかな。
強くなるのではなく、弱さを受け入れたいなと思うのである。どうなるかな。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。