2010年・瀬戸大橋

僕が担当していた虐待
案件の事例検討会が包括内
にて行なわれた。事例を
まとめるのが苦手で雑な
作りになったような気が
しないでもないが何とか
間に合った。


皆さんからこうすれば良かったのではああすれば良かったのでは
との様々な意見を頂いた。僕の対応の仕方のマズさの指摘も受けた。
「俺は俺なりに頑張ったのになあ・・」と一瞬思うがしかしそこでその
思いだけに囚われていたら僕は先に進めないのだろう。意見を頂けると
いう事は、もっと支援者として先に進んで欲しいという応援なのだ。
自分に凝り固まるな。それに何よりも虐待を受けていた方やその周辺の
方々への支援が最も大切であり、その方々の生活に自分が関わる事で逆に
問題を与えてしまう事だけは避けなければ。僕の視点は穴だらけなのかなあと
少し落ち込んだが、しかし考え直す良い機会ともなった。


何度も書いているように僕は支援者としての自分に様々な疑問と不信を
抱くようになっていた。関わる方の生きて来た道、抱えている問題、
支援方法の根拠と目指す方向性。僕には柔軟性も足りないしその一方で
鋭く切り込む視点も欠けている。様々な案件に関わる中で、それまで
考えもしなかった自身が抱える問題とも向き合わざるを得なくなった。
他者と関わる自身について。苦しい。辛い。支援者とは、何だ。


少し疲れています。でも明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。