■
本日主に時間を掛けたのは
月末に行なわれる僕が
以前関わった虐待案件の
事例検討用資料作成で
ある。
幸いな事にこの案件はどう
にか終結を見ており、自分の
仕事の振り返りの機会として、今後また通報を受け、対応していく際の
ひとつの指針として色々考えつつ資料を作成している。でも自分自身の
不調を感じていた状態で、よくもまあ問題のある案件を受けていたなあと。
だからおかしくなっちゃったんだろうな。はぁ・・・
でも地域には誰も気づいていない問題が幾らでも隠れている。虐待案件では
ないものの、そんな案件に僕は本日も関わっており、この職場にいる限り
これからもどんどんと関わる事になるのだと思う。うんざりしそうに
なるが、でもその案件の対象となる方々は、もしかしたらもっとうんざりし、
生きる事にもうんざりしているのかもしれない。そんな方々の支援を
どうにかしていくのが僕の役割なのだろう。こんなに困っている人々が
世の中にはいるのかと今更ながら驚いてしまう。
本日ある住宅街を訪れた際、以前関わっていた方から偶然に声を掛けられた。
嬉しい、僕が包括に就職して間もなくの頃に関わった方でその後すぐに
問題が解決して関わりは消えた方だったが、僕の事を覚えてくれて
いたのだった。「お茶でも飲みに来てよ」だって。お茶は頂けない
けれど、その後の暮らしがどうなったのかお聞きする為に今度
伺ってみる事となった。こんな時、こんな仕事をしていて良かったと
改めて思ってしまう。しんどいけれども、こんな自分がどなたかの
役に立ったのかもなと。少し、救われたような気になった。
ああ、僕は仕事に苦しめられているけれども、その一方で仕事に
心を救われているのかもしれないな。
冷えて来たな。明日はもっと冷えるらしい。くれぐれも心だけは
冷やさないように。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。