薄暮

休日ではあるが、とある
福祉系のイベントに
顔を出した。知人の
ケアマネさんと共に
参加したのであった。


若い人達が頑張っている。
それは何処かつたない
ものかもしれなかったが(デイとか特養の職員とかがメインだった)
その手の職員は施設内のイベントに慣れているのでどうすれば
参加したお年寄りに愉しんで貰えるかよく考えている。僕は
訪問介護のサ責であり居宅ケアマネであり包括の社会福祉士である
経歴からしてそんな経験は全くない。どうすれば支援出来るのかと
考えはするがどうすれば愉しんで貰えるのかと考える事なんて
した事なかったっけ。案件も時に切迫したものがあるのでそんな
発想すらなかった。イベントの責任者からあれこれ運営に関する
苦労話を聞いてふーむ大変だ凄いなあと素直に感激してしまった。


情熱を持って仕事をしているらしい若い方々っていいな。こんな
どうしようもない業界だけれども、このままでいたくないって
思っているのかもしれない。僕はそれなりに色々見て来たので
時々ウンザリしてしまう事があるが、彼等の情熱を前に反省して
しまった。どうかその情熱を奪うような制度の改変だけはやめて欲しい。
年寄りの支援をする若い人の芽を摘まないで欲しい。


知人のケアマネさんとは「また呑みに行きましょう」と別れた。
実はその方は僕が社会福祉士になるきっかけを作って下さった方であり、
居宅ケアマネ時代の師匠みたいな方だった。僕より年上だが、僕より
アクティブだ。まだまだ先へ進もうとしている。
僕は今何をしてる? 何だかやる気を失ってだらけていないかい?
「若い人」と書いているが自分を必要以上に年取ったと思い込んで
いないかい? 可能性を自分自身で摘んでいないかい?自分なんてと
思ってはいないかい? 自分に自信を失ってそのままになって
いないかい? 案外頑張れているって思わないようにしてないかい?


今週も頑張ろうではありませんか。明日もいい日にしてみせますよ
ではまたね、