彼岸花

ちいさな会議に出席
した。他地域の包括
職員が数人出席する
定期的なもの。


僕の予期不安はまだ
解消されていないが
何とか無事にこなせた。少しずつの積み重ねは本日も続いている。
この先どうなるか解りもしない未来よりも、兎に角1日1日を着実に
過ごす事が大切なのだと自分に言い聞かせている。当面の最終目標は
役所や大きな会場で以前のように平然と自分の意見を言えるように
する事だ。もっと自分に自信を持ちたい。それだけの仕事はして来た
筈だし認めてくれている人もいる。下手に気を張る必要なんてない。
今まで通りにやればいい。でも、正直不安が消えない。
まあ何とかなるさと思える時もあれば、生涯においての長い
闘い・・・いや付き合いになるのかなと思ったりもする。


この日記では初めて書くかもしれない。告白する。20代の後半、
実は鬱病でかなり苦しんだ時期があった。多量の抗鬱薬に頼った
時期が唐突に訪れて、正直生きる事に疲れていた。ある出来事を
経験してそんな時期は解消され、僕は今の業界に入った。もう1度
人生をやり直したいと思った。そして時間を掛けてここまで来た。
今僕は苦しんでいる方々の傍らに立ち、どうすればよりよい
支援が出来るのか日々考えている。あの頃から思うとよくもまあ
ここまで来られたなあと。駄目人間なりに絶対に先に進んでやると
意地になったのかもしれなかった。誰かを救う事は、実は自分を
救う事だとここ数日の日記に書いたと思うが、まさにそれだった。
僕は、救いを関わる方々の中に求めていたのかもしれなかった。
それは歪んだ考え方かもしれないが、それが僕の本音である。


自分の人生の中でそんな事はすっかり心の片隅に追いやっていた。
でも今こそそんな時代の自分ともう一度向き合う時期なのかも
しれないと思った。あの頃よりも随分図々しくなったが、でも今
また違う形で自身の心と向かい合っている。それは途轍もなく
貴重な体験なのかもしれない。人として生まれ、やがて死んで
行くが、自分を見つめる事もなく死にたくはない。それが
出来るのであればどんなに苦しんでもいい。僕は、支援者だ。
苦しみを知らない支援者より、もがきながらも取り組む者に
なりたい。どんな事になったって生き抜いてやる。


と、またまた大袈裟な事書いてるし。こんなに堅苦しい事ばかり
考えてるから駄目なのかねえ・・・どうなんだろか。落ち着けないね。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。