女神との逢瀬

帰宅が少し遅くなった。
気分転換に懐かしい
場所へと足を運んだの
だった。


夜の妖しさの中にその
場所は輝き、現実感から
乖離した場所であった。
白状すると何度か来ていた場所だった。まあ以前は界隈を仕事場と
していた時期があったからなのだけれども、しかしその何度かの
仕事以外での訪問もあった事実は長らく書いて来たこの日記では
敢えて伏せていた。まあ「こいつ行ってるな」と臭わせる書き方は
していたからあんまり意味なかったのかもしれないが。飛田新地と云う所。
当日記ではエログロは書かない事にしているので詳細は割愛するが、
僕は所詮こんな男である。でも懐かしさと切なさとお姫様から
頂いた名刺(本来常連にしか渡さないらしいのだが僕にはくれた
実際はわからん)にとても救われた夜だった。


心がつめたい。心を埋めたい。誰の為に、何をするのだろうか。
明日はお休みです。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。