空が黒くなる

台風の接近にうんざり
していたが、運が
良かったのか風雨には
ほとんどやられなかった。


明日にはきっと台風一過の
青空が広がるのだろうな。
台風はもうウンザリである。ついでにこの夏に訪れた僕の心身の
変調も、もうウンザリである。毎日少しずつ体調が変わる。
昨日は久々に思わしくなかったが本日は気候の割にあまり悪くなかった。


ある事柄に昨年からずっと囚われていた。しかし昨日もう
その事を気にしなくてもよくなり、自分なりに踏ん切りが
ついた。そうなると意外だが、自分でも何でこんな事に一々
囚われていたのだろうかと急におかしく感じてしまった。
きっと体調の低下とともに心の力も落ちてしまっていたのだ。
様々な限界や自分の力の足りなさに苛立ちを感じたりもするが
僕はもっと困っている人々の支援をしている。それが仕事な
訳だが、その事によって実は僕自身が救われているのかも
しれないとずっと前から思っていた。おこがましさを承知で
書くが、それが本音でありそれが僕が存在する意味になって
いるのかもしれなかった。最近体調を崩して改めてそれが
出来る事がどれだけ自分にとって仕合わせな事なのかを
痛感する事となった。これまでの遠大なる回り道の無駄さ
加減に心折れそうになりながらも、でもその回り道を生きた
事が僕にとっては必要な事なのかもしれないと思ってもいる。


書籍や要らない書類やらで溢れている部屋の掃除を少しずつでも
やってみるか。要らんもんが多すぎるのだ、手前の人生と同様で。
そして気候が良くなったら久し振りにアフリカツインを動かして
みよう。安物折りたたみ自転車もまた引っ張り出してポタリング
でも行ってみよう。仕事や人間関係にのめり込まず、元々僕が
持っていた勝手気儘さを出してもいいのかもしれない。
たった一度きりの人生、も少し自分を甘やかしてやっても
いいんじゃないかい。この日記を書き始めたどうしようもない
状態だった10年前から、結構頑張ったぜ、駄目人間なりに。
そして今もそれなりに頑張っているではないか。苦しいなりに。


明日は晴れるか。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。