皆が健康でありますように、か。

七夕の朝は風雨の中。
午前中から午後一番に
かけて訪問の予定が
あれこれ入っていた
のでカッパを着て
出掛けたのであった。


今年の梅雨は本当にしつこい。こんなに雨が続く梅雨も案外
珍しいのではないだろうか。お陰で僕は明日もまたカッパ着て
自転車乗って少し遠くまでエンヤコラ。法人で支給された
カッパには蒸れないだの爽やかだの書いているがゴアテックス
でもないので蒸れるもんは蒸れるし爽やかさとは縁遠いのである。
でもまあ傘を差して自転車を運転するのは(特に距離が長いと)
確かに危険なので仕方がないか。


七夕の夕方はしかし雨が止んだ。青空も少しだけのぞいた。
毎年七夕の日って天気良かったためしがないよね。まだまだ
梅雨は続くのだ。せめて何か願い事でもしてみるかと思うが
願うより動く事が大切なお仕事である。理想を語るより今
困っている方のもとへと赴けばいい・・・まあ俺もまた
ある意味困っている人なんだけどそりゃ自分で解決せねば。


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ずっと昔、旅先で見た天の川を思い出した。それは九州だったり
東北だったり北海道だったり。野宿しながらの旅、テントの中で
呑んだくれて酩酊して気付いた未明、用足しにテントを出てふと
見上げた星空、空を渡る天の川。何度言葉を失った事だろうか。
日本中を旅した25歳の僕は、夜空を渡る星の川を見て、ああ俺の
悩みなんてこの宇宙の中ではカタチすらないほどちっぽけな
もんじゃねえか、と。生きて行かなくては、と強く思ったもの
だったっけ。でも僕は相変わらず悩んでおり、ちっぽけなものに
縛られている。しかし時を経て、そのちっぽけだと思いがちな
ものの中に、もしかしたらこの人生に於いて極めて重要なものが
隠れているのかもしれないと考えるようになった。宇宙は、その
ちっぽけなものの中にも存在している・・・って何なんだまったく。
また酔ってんのか。


星に願いを伝えたりはしないが、星に誓いを伝えてみたりして。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。