片隅の花

何の花だろう

梅雨らしい天候である。
今年の梅雨は長引く
とかどうとか聞いた
気がするがどうなん
だろう。


本日は相談対応の係
だったので(持ち回り
制なのである)ほぼ
事業所内にいた。資料づくりや相談で来所された方の対応で
気がつくともう日が暮れている。今日の相談は認知症の父親と
知的障害を持った息子さんの二人暮らし世帯(今までどうして
たのだと・・・)の別居しているご家族からのもの。これは
これからちょっと困った案件になるかもしれないなあと。
お父様がしっかりされていたのに急激に症状が進んだので
息子さんが困っている、か。認知症を患う方の相談が本当に
多い。何処に相談していいのか解らないままどんどん大変に
なってしまった方々が最後に辿り着くのが包括なのかなと
最近つくづく思っている。そう考えると支援者としての責任は
かなり重い。いい加減な知識でアドバイスなんて出来やしない。
手前の事で悩んでるヒマがあったらもっと学び、経験し、
もっと悩んでいる方々の為に働いてみろってんだと最近妙に
気弱になっている自分にムチをくれてやるのであるな。


雨露に濡れた花が咲いていた。道の片隅にひっそりと。
支援者は、こんな目立たないけど懸命に咲く花なのかと
ガラにもなく詩的に決めてみるのである。弱い男がそれ
なりな顔してもっと大変な情況にある方々の相談に乗って
いる。強くなりたかったが、どうしても強くなれずに時が
過ぎた。でももしかしたら強くなったら僕は逆に支援者と
して必要な力(何だ?)を喪うのかもしれない。


明日は本日とは逆に終日出っ放しである。ああやだねえ。
でも頑張ります。明日もいい日にしてみせますよ。
ではまたね。