食事会

空を駆けたい

地域の憩いの家で
行なわれている
食事会に行った。
包括の周知活動
始め、その場所で
様々な告知等を
定期的にさせて
頂いている。


食事会に来られるのは大概決まった方々で、それなりに誰かと
交流を持ちたいと考えておられる方々である。孤独、寂しさ、
喪失感。そんなイメージのある昨今の高齢者だが、実際にそういう
問題を抱えている方々は多い。そんな方々の為の貴重な交流の
場だと思う。こういう場に行く気もしない方々も多く、僕達が
支援する方々はどちらかと云えばそんな方々になるのであるが
時にこうして明るさのある場所に顔を出させて頂くのは一服の
清涼剤のような感じである。皆さんお歳を召されてもパワーが
ある。笑い声と「おいしいねえ」なんて感想やらを聞いて
いると、病院や診療所を寄り合い場所にしていた時代があった
事がどれだけ異常であったかが良く解る。


僕が歳をとってジジイになった頃にはこんな元気な集まりが
あるのかなあとふと思った。お年寄り達と並んで地域のボランティア
さん達がこしらえた美味しいサバ煮つけ定食を頂きながらふと
そんな事を想った。実は参加するたびにそんな事を考えてはまあ
考えてもしゃあないかと苦笑していたりするのである。
「兄ちゃん秋まつりでギター弾いてたでしょ」とか(いまだに時々
云われてしまう)「なに!?兄ちゃん嫁おらへんってか?」(大きな
お世話だ)とか「うちの死んだおとうちゃんは藪医者に殺されて
ああだこうだ」とか「近所におかしな人がいてね」とか・・・あ、
そのおかしな人ってどんな方ですか?はあはあふむふむ・・・僕の
事はどうでもいいが、こうした相談を受けるのが食事会参加の
本来の目的だったりして。そんなこんなで結構案外愉しみにしている
食事会だったりする。こんな仕事も悪くない。


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。