生きた贈り物

8DR氏の野菜

帰宅すると野菜が
届いていた。なんと
沢山のブロッコリー
ほうれん草だ。


送り主はかつての
旅仲間であり、同じ
スズキDR系のバイクに
乗っていた8DR氏である。
某地にて就農してもう随分になるのではないだろうか、申し訳ない
事にご自身で育てた野菜を時々送って下さる。本当にありがたい
なあと思う。何よりご自身の手になるものを滅多に会う事のない
僕なんぞに送ってくれるその気持ちが嬉しい出来合いの品ではなく
生きた野菜のプレゼントは貴重だと思う。どうもありがとうと
お礼の電話を入れた。元気そうだ。僕はまた職が変わった、地域包括
支援センターにいると伝えると「向いてそう、そういう仕事」と。
向いているとはまるで思えないが、それでも今の職場も間もなく
1年だ。山辺に向かいて生きる彼とは違い、潤いも何もない街の
中で中身なく慌しく生きる僕は、何処か羨ましく思えてしまう。
いや実際は大変な苦労の中で頑張っているのが本当の所だろうが。


職を変えて行く僕とじっくりと土と付き合う彼の差は大きいなあと
毎回思う。どうしたら僕はもっと自分に自信を持てるのだろうか。
いや、自信を持っている人なんてそんなにいないのかもしれない。
だから前を向いて自分なりに頑張り続けるしかないのか。
今週1週間は本当に時間に追われた。もうくたくたである。
でもこの野菜を見たら、あんまりせかせかしない方がいいのか
なあと思ったりして。ありがとね、8DR氏。また会えたらいいね。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。