甘い冬

いつかの冬空

昨日から一転して
ぐっと冷え込んだ。
それでも満員電車に
乗っていれば微妙に
汗が出そうな感じだし
事業所内に居れば
特に寒さは感じない。


法人から支給されて
いる冬用ジャンパーは見た目のダサさは兎も角(この業界にお洒落は
無用・・・ってか)保温性と防風性はなかなかなものなので案外
気に入っている。何とか対応出来そうだ。以前は北国のヘルパー
さんは大変だろうなあとか北国のケアマネさんは大変だろうなあ
とか考えていたが、さしづめ今は北国の包括職員は大変だろう
なあ、である。僕の住む街の寒さなんてまだまだ甘ちょろいのだ。
明日は僕の街でも雪が降るらしい。遠い街で頑張る介護職の方々を
ふと、想う。


そんな中。ある民生委員さんからの連絡が入った。昨年僕が
包括職員となって最初期の頃にその民生委員さんから相談を
受けたケースの対象となった方の訃報だった。介護保険の認定
申請代行をして、認定が下りた後に地域のケアマネさんに繋いで
お任せしていた。ケアマネさんは頑張ってくれていたみたいだ。
もしも自分が担当していたら、どうしていただろうか。
本日もとあるややこしいケースをケアマネさんに依頼した。
僕は一昨年まで依頼される側だったが、こんなケースを振られて
苦労されるのだろうなあと云う情況が痛い程わかるので本当に
心苦しい。だからせめて出来る限りの協力をしたいと思う。
でも雑多な業務に追われて追われで思ったように行かない
感じである。ああやだやだ。


北国の、何処かの包括職員も、雪景色の中自分が振った難しい
ケースについて煩悶しておられるのだろうか。降ってばかりの
雪の中で。ふと、想った。寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。
ではまたね。