ゴミ屋敷を目の前に

深夜をゆく

いきなりだが、所謂
「ゴミ屋敷」を訪れた。


訪問介護のサ責時代や
居宅ケアマネだった頃
にもそれなりなお宅を
訪ねた事があったが、
今回はそれらを上回る
なかなかなお宅である。


先日から相談していたので社会福祉協議会が協力してくれる事に
なったのだが、恐らく人手を駆り出すのだろう。僕も手伝う事に
なるだろう。僕が受けた相談なのでまあしゃあないが。そもそも
そのゴミ屋敷に住んでいる独居高齢者が住むお宅の近隣の方から
頂いた相談だったから。かなりの高齢で身体も動かなくなって
おられ、だんだんじわじわとモノを溜め込んで行ったものと
思われる。介護保険認定申請は既に行なった。何らかの認定は
出そうな方なのでゴミをどうにかした後はサービス利用に繋げて
この方の生活環境をどうにかして整えたいと思っている。幸いな
事に支援への拒否はない。認知症やその他精神疾患、そこまで
行かなくとも元来の性格から支援の手を拒む方々も多いが、
この方のケースならば時間は掛かるかもしれないがきっと
どうにかなる。いやどうにかしたい。


疲労が溜まっており精神的にも微妙に辛く、胃が痛い毎日が
続いているが、目の前のゴミの山を見て、何故か燃えて来た。
このゴミの山が何時か消えてなくなり、人生の終盤を迎えつつ
あるその方の日々の暮らしに少しでも光が射せば・・・などと
殊勝な事書いちゃうぞたまには。


でも本日は疲れたのでもう寝ます。明日も仕事だ。
そう云えば明日は阪神淡路大震災から20年だ。
色んな事を思い出しながら過ごす1日になりそうだ。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。