勢いが欲しい

少しビール

三連休初日の朝は
ぐずついた天気だ。
ツーリングに行こうと
思っていたのにキャンセル。


アフリカツインの
バッテリーを取り
外さなくてはと思い
つつ結局一日外には
出ずに引き篭もっていた。こりゃまたバッテリー死なせるな。
入手した介護保険の改正法についての資料をボンヤリと見たり
電子ピアノを弾いたり本を読んだり酔っ払ったり(やはりか)
しつつ貴重な三連休初日を実に無駄に過ごしてしまったのよ。
あの娘は本日も勤務しているのだろうか。もうやだ考えるの。
しんどい。最近色々としんどい。頑張っているけどしんどい。


俺様の宝石さ―わがアメリカ横断紀行 (ちくま文庫)

俺様の宝石さ―わがアメリカ横断紀行 (ちくま文庫)


1965年に23歳の若さで亡くなった伝説のカーレーサー浮谷東次郎の
日記をまとめた文庫本を10年ぶり位に読みなおしている。20代の
頃に手に入れて何度も読み返していた本だ。僕は彼の死後発表
された三冊の日記をまとめた文庫本(中学時代から高校時代、
その後のアメリカ放浪時代まで)を全て持っており、かつて
散々読み漁った。バイクが好き、女の子が好き、旅が好きで
全力疾走して生き、そして死んで行った若者だった。憧れた。


僕も全力で生きなくてはと思いつつ、ゆるく無駄に生きてしまった。
彼が死んだ歳と同じ歳に僕は彼を知った。こんな若者がいたのかと
知り、衝撃を受けた。それから随分な年月が過ぎたが、僕は
久々に彼の著作を読み、今でもどきどきしている。バイクを
乗り倒し、好きな女の子の事で想い悩み、逆境をものともせずに
自分で自分の道を切り拓いて行った猛者である。彼の勇気のほんの
一部でももらえないものだろうか。どうしたら東次郎みたいに勢いを
もって生きられるのだろうか。東次郎さんかっこよすぎます。
三冊一気読みして勢いをつけたいのですが、なかなか難しい。


勢いがないのでとっとと寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。
ではまたね。