やっと届いた

帰宅すると届いていた
社会福祉士の登録証。


介護福祉士の時もそう
だったけど、遅いねえ。
お陰で資格手当今月は
貰えない。でもそんな
事はどうでもいい。


専門学校の通信課程を受講し、いい加減だったけど沢山のレポートを
書いて、アタマが悪い割には自分なりに試験勉強も頑張った。
ケアマネ業にもすっかり慣れて結構充実していて愉しかったけれど
様々な事情から退職を決意した。そして無職で迎えた試験。
よそ様から見たら不器用極まりないやり方かもしれなかったが、
僕にしてみると結果オーライながらもうそうするしかなかった。
年末から春までの無職期間には、本当に様々な事を考えた。
今までの人生を見直し、旅をした事や出会っては別れて来た様々な
人々の事を想ってみたりもした。全くの畑違いから福祉の世界に
飛び込んだが、むしろそれが良かったのかもしれないなと最近
考える事もある。


この日記を書き始めた9年前はヘルパーとして地域に住む方々の
お宅を訪ねて行っていた。僕は在宅サービスの経験しか持って
いないので偏見かもしれないが、施設の中にいる方々ではなく、
地域で、様々な問題を抱えながらも日々生活している方々のもとに
自分から訪ねて行く事に面白みを感じていたのだ。サッカーで
云えばホームではなくアウェイってやつか。その方が住む環境を
直接自分の目で見て、触れて、感じる。サ責になった時も、
ケアマネとしてどうにか仕事が出来る様になった時も全く
考え方は同じだった。自分から訪ねて行く。そしてお話を伺う。
その街の雰囲気や風景、そのお宅の空気を可能な限り吸い込んで
来る。そしてどう支援して行けばいいのかを考える。それは様々な
人生を送って来られた方々の過去と生きて来た時代を知る事に
繋がる。それらを受け止めて支援に生かすのだ。毎回上手く行く
訳ではなく失敗も正直かなり多かったが、それでも出来る限りの
事をしようと頑張って来た。自己満足にならない様に気をつけながら。
実際は・・・どうだったのかなあ。客観的に見たら駄目駄目だったの
かもしれないなあ。


カタチは変わったかもしれないが、これからも自分から訪ねて
行って困っている方々の話を聞きたい。この先どうなるのかも
まだまだ解らないのだが、登録証が届いた事で気が引き締まった
(そう云う事にしておこう)。


うたた寝しない内に寝ちまいます。明日1日頑張ったら取り敢えず
お休みだ。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。