働くこと・動くこと

年越しにしんそば

晦日である。
無職で迎える大晦日
9年ぶりか。9年前は
まだこの日記始めて
いなかったので日記と
しては初の無職での
晦日なのである。


我ながら能天気だと
思うが、離職票
届いたのが28日だったからもう焦っても仕方ない。自分がしなくては
いけない事はもう解っている。その気持ちに従って行動すればきっと
どうにかなる。だからほんの半月仕事をしなかっただけで微妙に世間
からズレてしまったかのような心持ちになってしまった自分が妙に
可笑しかった。一瞬だけだけど。


今年最後の夕日が沈んで行った。こんな年末もきっと良い想い出になるさ。


今年の夏まではケアマネとしてかなり中身の濃い仕事をさせて貰えていた。
成年後見制度対応や認知症対応、虐待案件への対応も実はあり、大変では
あったが僕自身は様々な方々との関わりの中で飛躍的と云ってもいい位
成長させて貰えた。でも事業所のあり方としてどうしても納得の行かない
事情があった事から結局退職する事を選んでしまった。目を瞑っていても
良かったのかもしれない。でも後悔はしていない。これでいいのだ。
後任の方には何とか迷惑を掛けないようにしたつもりだ。その方が
どう感じているか、そして利用者さんやご家族がどう感じているか、その
本当の所は解らないので、その点では申し訳なさや後ろめたさは感じて
いるのであるが。


この1年で改めて感じた事がある。僕は他者の人生に関わり、力の及ばぬ
所はあるけれども何とか支援して行くこの仕事が好きだったのだなあと。
所詮綺麗事やら自己満足やらが混じっているのかもしれないが、でも
自分なりに様々な手法を用いて対応して来た。次に辿り着く事業所でも
そんな経験が生かせればいいな。どうなるだろうか。利益ばかりを追求
する事業所はもう嫌だ。でも、経営者なんてそんな人ばかりなのだろうな。
僕の考えが甘すぎたのかもしれない。でもこんな性分だ。損してばかり
だけれどもこれはもう変えられない。こんな感じで人生終えるのだろうね。


人生って何処でどうなるか解らん。本日滅茶苦茶驚いたニュースは
大滝詠一氏の急逝だった。はっぴいえんどの曲が大好きだった僕は結構
ショックだった。人は仕合わせだろうが不幸だろうが、突然に何かが
大きく変わってしまうのだなと感じたのだった。こんなくだらない僕の
人生もまたしかりなのだろうな。でも解らないまま行ける所まで行くしか
ないのだ。働いて、動いて、そして終わってやる。


今年も残り20分を切った。精神的に結構きつかったけれどもこんな最後を
迎えるとはね。でも来年はもっと大変になるかもしれない。望む所だ。
取り敢えず紅白の北島三郎「まつり」に感激しておきまする。ああ
2013年が終わる。この後は「年の初めはさだまさし」観て寝ます。


今年も例年に倣ってこう締めくくらせて頂きますね。
来年も、もっともっといい年にしてみせますよ。ではまたね!!!