オリエンタルカレー

三連休初日は日頃の
疲れがどどーっと
出てしまい、試験
勉強もまるで進まず
であった。情けなや。


昼まで寝ていた。
だらしなくしていた。
明日こそは頑張ろう。


夕方、気分転換を図ろうと普段と少しだけ違う事をしてみたのである。
今回はカレーを作ってみた。7月頃であっただろうか、地元のスーパーで
ふと見つけてしまい、思わず購入したオリエンタルカレーなのである。
愛知県の企業たるオリエンタルが、大阪の端っこの街にある辺鄙な
スーパーで手に入ってしまった事が妙に嬉しかった。そう、僕は何故か
オリエンタルカレーが好きなのだ。昔、バイクツーリング先で立ち寄った
岐阜県の小さな商店で見つけて、お土産に買ってしまったり、大阪市内の
東急ハンズで売っていると聞きつけて買いに行ってしまったり、ようつべ
動画で昭和時代のテレビコマーシャルを観て「古臭いけどいいなあははは」と
ほくそ笑んでしまったりする位オリエンタル好きだったりする。理由は
よく解らんが。僕の世代だとオリエンタルカレーなんてもう既にマイナー
だったと思うのだけれどもね。


まあそれはいいとして上述した通り試験勉強が進まないし気分的にも
優れないしで気分転換がてら遂にこのオリエンタルカレーを作って
みたのである。材料は事前に揃えておいた。



具はシンプルにじゃがいも、人参、玉葱。肉は豚肉にした。レトロっぽいので。


豚肉を炒めます。塩コショウと、ほんの少しだけ3倍濃縮めんつゆを加える。


肉に火が通ったら野菜を加えます。しっかりかきまぜます。そして水も加える。
分量は適当。水は1袋につき700mlと調理方法に書いてあるが、それより幾分
少なめにしてみた。


沸騰したらとろ火にしてじっくり煮込む。味醂を大さじ1杯投入。
アクを取り除き、更に煮込む。ついついあれこれ手を加えたくなるが、
今回はあまり余計な事はせず(もうしてるか)、オリエンタルカレールーの
実力を見てみたい。


今どきでは珍しい粉末状のルーを投入。分量から2袋使用。予想外であったが
ダマにならずサッと溶けた。いい香り。


できあがり。最近のカレーは茶色っぽい色が多いが、オリエンタルは
ひたすら黄色い。


どろどろこてこて粘度の高いカレー。そしてこの黄色さ。給食のカレーを
思い出します。


株式会社オリエンタルの通販サイトにて思わず買ってしまったオリジナル
スプーン。こんなもん買ってしまう僕はアホだ。でもそれ位好きなんです。


甘口だけれども結構スパイスが効いている。味わい深く本当に美味しい。
やや辛口が好きな僕だけど、このスパイス感があれば辛くなくてもいい。
少食気味になって久しいけれども、そうでなければおかわりしたくなる
味わい深さだ。自分で作っておいて云うのも何なのだが。


コストパフォーマンスの面から云えば有名どころメーカーの固形ルウには
負ける。一袋160円弱なのに、例えば家族が4人いたとすると二袋は
要るだろう。でも乳化剤などの添加物を極力排し、昔ながらの味を
守っているこのメーカーの姿勢が良いではないか。ごちそうさまでした。
いっぱい残っているので明日の朝にも頂こう。


試験勉強もせずにカレー作って満足した三連休初日でした。明日はどうにか
せにゃならん。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。