久々の新世界

今週も始まりました。


今日は久し振りに
新世界を通過。界隈に
ある、とある病院を
受診される事となった
利用者さんの為に
情報提供に行ったのだ。


通天閣界隈は相変わらず観光客で賑わっていた。秋とは名ばかりの
暑い空の下、通天閣はすっくと聳え立っている。その真下をくぐって
僕は進むのであった。通天閣の真下をくぐる事はもう数え切れない程
あったけれども通天閣に上った事って10数年前に当時の知人に付き合って
上った、たった1度限りだったなあと思ったり、ヘルパーをしていた頃は
この界隈を利用者さんの乗る車椅子を押してよく通ったよなあと
思ったりで、結構懐かしい気分に浸れたのであった。


この街に思い入れなど特にはない。名物とやらに仕立て上げられた
串カツ屋には一度も入った事がないし、この街でタコ焼きを買って
食べた事もない。でも、嫌いじゃない。結構悪くない。そりゃあ昔は
西成区から流れて来た(ちなみに新世界は浪速区です)小汚い
オッサン達しかいないイメージがあった。まあ今でもそんな人達は
いるけどね。でもそれすらも悪くない。むしろそんな雰囲気を何となく
残しているのがいいなと思えるのかもしれない。


何もかもが小奇麗になって、何もかもが理解出来るものになって、
そうして時代は進んで行くのかもしれないけれど、まるで
取り残されたかのようにひっそりと、愛すべき野暮ったさと
薄汚さが残っている。そんな場所が好きだなあ。そんな土地を
探して旅に出てみたいと最近強く思うようになった。


少しだけ試験勉強してから寝ます。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。