十六夜の月

三連休のお陰で実働が
短くなった今週であり、
三連休のお陰でまたも
実働が短くなる来週だ。


その今週がどうにか
終わった。今週も何かと
大変だった。いや単に
大変だ大変だと勝手に喚いていただけか。


日中はまだまだ暑いけれど、朝夕は涼しくなった。日中の喧騒と
疲れを持ち越したまま日が暮れる猛暑の夏に比べれば、りーりーと
虫の音やさしいこの夜はなんと気分の落ち着く事か。一先ず疲れは
忘れたふりをして明日からの三連休を迎えよう。試験勉強も今度こそ
頑張ろう。仕事の段取りも根廻しもしておこう。いや、まあ出来たらね。


空は晴れ、十六夜の月が煌々と。


何となく自分を追い詰めなくては先に進めなくなっている。
その何となくの何と馬鹿馬鹿しい事か。所詮はその程度なの
だから、僕は僕を追い詰める必要など何も無い。それでいい筈だ。
十六夜の月見酒はあまり美味しくないので、とっとと寝ます。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。