きょうの夕日

めっきりと日が
短くなった。尤も
これからもっと日が
短くなるのだが。


午前中から予想外の
事態が起こり、その他の
業務も含めて走り廻ら
ざるを得ない1日となった。
ちょっと疲れた、また疲れてしまった。でもまあ無駄に疲れた
訳でもなかったかなと思えたので由とする。いいのだこれで。


事件(?)が一応片付いた後、ふと見ると夕日が、久々にいい
夕日を見たな。山に沈む夕日、海に沈む夕日、里に沈む夕日。
色んな土地で色んな夕日を見て来たが、僕が結局一番多く見て
いるのは、街に沈む夕日であった。街の向こうに消えていく
夕日っていいな。街に住んでいたり仕事をしていたりすると
夕日なんて気に留める事もなく夜になってしまう事が大概だと
思うが、どうだろうか。


この日記を始めてから、街の向こうに沈んでゆく夕日を何枚
撮影したかなあと、ふと考えてみたりして。撮りっ放しに
なっちゃってるな。僕としては結構貴重な記録なのかも
しれないのにね。


日没以降は地域の事業者連絡会に出席した。今回は介護保険法と
障害者総合支援法の制度間の移行問題やら併給についてやらが
その主な内容。複雑な問題だけにやや遅い時間にも関わらず
かなりの事業者が参加した。しかし勉強にはなったが、納得
行かない部分がほとんど。でもそれでも帰路の電車内で僕は
色々と考えてしまった。支援を妨げるものは、その方が持って
いる資質や生活の問題でも、障害そのものだけでもないらしい。
結局は制度か。また、制度なのか。またしても限界を感じている。


夕日は、制度やら人の生き死にやら銭勘定やら恋愛沙汰やら
その他諸々やらの人間の世界なんて関係なく今日も沈んだ。
本日も疲れました。いや、疲れた気になっているだけか。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。頑張ろうぜ。