光と影

認知症を患っては
いるものの、ある程度
ご自分で決められる。
お金も少しはある。
自分の意思で行きたい
所がある。問題は
あるけれどもその
意思を尊重したい。


ご自分なりの考えでこれこれこうしたいと望んでおられる。
確かに放っておいて好きに動いて貰って全て由として
構わないのであろうかと云う疑念は山のようにある。心配だ。
でも他者に危害を加えようとしている訳でもないのに、その
希望を、それこそ他者である事業所職員らが「そんな事出来る
訳ないでしょ、何考えてるの?」なんて勝手な考えで一方的に
封じ込める事なんてこれっぽっちも良い筈はない。


ケースバイケースなので全ての事例において適合するとは
限らないが、個人の希望を一体誰がアタマから否定出来るので
あろうか。この人にはこんな事は出来っこないなんて、誰に
決める事が出来るのであろうか。


結果的にその方の望みは叶わなかった。でも、そうしたいと
望んで行動した事はまるで無駄ではないと思う。少なくとも
他者が無駄であると決め付けられるものじゃない筈だ。
その方の可能性を封じ込めないで欲しい。駄目だったら
駄目で支援の方法をその都度変更して行けばいいだけのだから。


疲れた・・・色んな意味で。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。