見つけたい人

池のある風景

雨が降りそうで降らない。
暑いけれども時々
ひんやり。おかしな
気候だ。まあ梅雨
だしな。


夕刻僅かに降雨あり。
しかしすぐに止んだ。
今週はあまり忙しく
なく、月初めに思っていたよりも平和に終わった。そして今年も半分が
終わってしまった。平和に終われたが、追われている事にはなんにも
変わりはないらしい。


毎月通り過ぎる公園があって、その後商店街やら国道やらを
通り過ぎていて、それは案外長い距離であったりして、
その距離をこなす事で、今月は疲れていて何となくしんどいとか
今月は気分良く周囲の風景に目を向けていたなとか毎回何がしか
感じていたりした。今日は「気分良く」の方だったのかもしれない。
こうして走り過ぎる事は最早当たり前であり、特に何の疑問も
感じてはいなかったが、最近はこんな生活が何時まで続くの
かなあと妙に思うようになっていた。


また色々と変わる時がいずれ訪れるのだろうか。
人生は短く、もっとしておかなければならなかった事が
あったようにも思うが、しかし日々に押し流されている
と感じる事が幾度もある。公園の池の向こうに光が走り、
そのまた向こうに去って行った様々な人々の笑顔やら苦悩
やらが走り過ぎて行ったように思えた。疲れているのだろうか。
恐らくこの世の様々な人々が、もしかしたらそんな事を
考えながらも日々流されているのかもしれない。しかし
そうやって流されるのもまた人の生き方なのかもしれない。


こんな事を考えているヒマがあったらもっとしなくてはいけない
事が沢山あるのだろうが。しかし時々考える。考えても答えなんて
どうせ出ない事は承知してもいるが。


今年も半分が終わってしまった。残り半分、流されつつも
少しでも何がしかの光を見つけたい。僕に出来るだろうか。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。