クロはさぞ暑かろう

今週も始まりました。


6月に入ってしまった。
先月から持ち越しに
なっていた案件を
少しずつ片付け始めて
いる。


本日は区分変更申請を行なっていた方の訪問調査に同席した。
この方は実はこれまでに何度か区変申請を行なっており、しかし
その度に却下になっていた。申請したのにはそれなりの理由が
あり、必要性があったと思っていた。しかし却下。主治医の
意見書が少し甘い。でも調査員への僕の説明も甘かったかも
しれない。


だが今回は事情が変わり、この方のADLはかなり低下して
しまっていた。僕の見立てでも介護度は何段階か上がるだろうと
容易に予想出来た。認定結果が出れば、この方にはこれまで
以上に手厚い支援を提供出来る筈だ。良かった良かった・・・
な訳ねえぞ。その分この方の健康状態は悪くなっているのだから。
悪くならないと支援を手厚く出来ない。何て矛盾なんだろうか。
もっと違う方法で、悪くならない内に支援する事が出来なかった
のだろうか。僕のやり方が間違っていたのだろうか。こんな時、
介護保険って一体何なのだと、ケアマネなんて何なのだと
その無力さを思い知らされてしまう。結構色々あった方なのだ。
介護保険法の区分なんかで括れないのが人間だろうが。


介護度が上がる事でサービス内容も増加し、事業所の利益には
なるだろう。でもその方の利益にはどれだけ繋げられるのだろうか。
週明け早々何となく悩んでおります。でもそんな事は以前から
解っていた事。それを理解した上でやらなければならない事が
きっとある筈だ。もっと考えろ。学べ。


取り敢えず寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。