1999年・オロロンライン

今週も始まりました。


6月分の書類をあれこれ
作成しつつ、定期訪問も
行ないながらすぐに夜に
なってしまった。今週も
凄い勢いで過ぎて行くの
だろうな。


さて、昼休みなんてものがまず取れない我が職場ではあるが、本日は
珍しく(?)そんなに急な仕事がなかった事もありのんびりと過ごして
いたのであった。昼休みなのだからいいではないかとPCにて仕事と
まるで関係のない事をしてみようと考え、考えた挙句ネットで
「北海道 ツーリング」と検索してみた。してみて行き着いた方々の
ブログで面白くてついつい読み込んでしまったものが幾つかあった。
いずれも普段は社会人であり、どうにか休みを取って出掛けられたと
云う内容ではあったが、旅に、それも北海道を巡る旅に出られた
感動と嬉しさが伝わって来るものばかりであった。昔も今も旅人に
とって北海道は憧れの地として変わっていないのだなあと感じたね。


何故北海道ツーリングなんて語句でネット検索したのかは、先日
1年ぶりに連絡をくれた友人T君と1999年に北海道で共に過ごした
日々について懐かしく語り合った事がきっかけだったりする。
あの年を最後に、僕は北海道に行っていない。あれから色々な事が
変わったと思うのであるが、例えばTOPに載せた写真、道北の
オロロンラインと呼ばれる道道106号線辺りは風力発電の風車が
立ち並んだ事以外はあまり変わっていなさそうだ。旅人達は
入れ替わっても、彼の地の風景はそんなに変わっていないらしい。
あの頃と変わらぬ風景の中を、今現在も旅している方々がいる。


当時僕はフィルムの一眼レフカメラを持ち歩いていた。フィルムなので
そんなにふんだんに写真を撮れる訳ではなかった、僕がデジカメを
買ったのは2005年、この日記を書き始めた頃であったが、今現在の
僕が北海道に渡ったとしたら写真の撮影枚数なんて途轍もないものに
なっちまうんだろうなあ(2泊3日の旅でも400枚位撮っちゃうからなあ)


もしも今の自分が北海道を旅するならば、どんな装備で、どんな
ルートをどんな想いで巡るのだろうか。そんな事をあれこれと夢想
してしまった。お昼休みに、僕の心は北海道に飛んでいたのであった。
しかし気が付くとやらなければならない事が目の前にあった。もう
好き勝手に旅をしていたあの当時には戻れないし、あれはあれで
辛い事も多かったからもう戻りたいとも思わない。今しなければ
ならない事に戻ろうぜ。


自由気儘にやっていたつもりが、どんどん自分を追い込んでいただけ
だった当時よりも、今の僕の方がもしかしたら自由な気持ちで旅が
出来るかもしれない。でも北海道は流石に遠いのでした。お昼休みに
ネットでどなたかの旅の記録を見て、指をくわえて済ませております。


今週は少しだけゆとりでスタート出来たかな?
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。