時代の影の中で

よいお年を

晦日である。


今年一年を何となく
振り返りつつ平凡に
過ごしている。


頑張って来たつもりでは
あるが、果たしてこんな
やり方で良かったのだ
ろうかとの想いを持った
ままこの年の瀬を迎えてしまった。


平成の世も間もなく25年。四半世紀となる。時代はどんどんと変わって
行くのに、僕自身は相も変わらずで進歩もへたくれもない生活を送っている。
今日だって大晦日だと云うのにマトモに大掃除もせずに番外編ブログの
更新なんざ行なってしまっている。先日の潮岬キャンプツーリングの記録
である。ついでなので以下にリンクを貼ってみたりする。良かったら見てね。


ちいさな旅


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今年は桜の写真を結構撮ったっけ。そろそろ一眼デジ欲しい。

今年は様々な方を見送った。そういう仕事だ、仕方がないよね。

レコーダーだの電子ピアノだの買ったのにあんまり使わなかった。
音楽スタジオの会員にもなったのに。いけませんなあ。

さっき思い出したけれど、今年は金冠日食を見たのだったっけ。

金星日食もあったぞ。

アフリカツインとの旅も続けている。


毎日、追われるように生きている。こんなものなのだろうか。
誰かの為に働き、人生の最後らへんにお付き合いし、制度の限界を
感じながらも支援し続ける。まさかこんな仕事に就く事になるとは
思ってもみなかった。そしてその面白さ(不謹慎な表現かもしれないが)も
一方では感じている。ケアマネって不思議な仕事だと思う。でももう暫く
関わってみたいとも思っている。様々な事情から、来年どうなるか判らない
状態だったりするのだけれどもね。でもそれは時に任せる。それしかない。


誰かの為に働き、自分の為に生きる。そんな暮らしが何時まで
続けられるのだろうか。それは果たして正しい事なのだろうか。
こんなやりかたでいいのだろうか。独善に陥ってはいないだろうか。
何時も悩んでいる、でも、悩まなくなったら終わりだとも思っている
こんな不安定な時代、そしてその時代の更に影なる部分にて生きる
市井の人々と共に時を過ごし、働いている、素敵な事じゃないか。


そう思えるなら、それは決して無駄な事じゃねえぞ。無理にでも
そう思え。影のように生きる人々がいるから、支える者は輝くのだ。
そして支える者が輝くから、支えられる方々もまた輝く可能性を
得られるかもしれないのだ。


間もなく年が明ける。来年は色々と試練を要する年となりそうだが、
何とか頑張って乗り切りたいと思う。では毎年恒例のこのセリフ(?)にて
今年を終えたいと思う。


来年はもっともっといい年にしてみせますよ。ではまたね。